第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-5】<プラン75> ―とまどいと希望と―

11/26[土] パルテノン多摩小ホール
  • 12:00-13:52
  • 14:05-14:45
    トーク
    ゲスト:早川千絵監督
    聞き手:金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

PassMarket

▼窓口で購入

多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く

パルテノン多摩 総合窓口(【B-1】~【B-8】のみお取扱い)

取扱時間:10:00~19:00
※休館日の11月1日(火)を除く
※インターネット予約と電話予約は対象外
会場アクセス

パルテノン多摩 小ホール

〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
小田急多摩線/京王相模原線/多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分。(パルテノン大通りを直進)

PLAN 75

  • 2022年/日本・フランス・フィリピン・カタール合作/ハピネットファントム・スタジオ配給/ 112分
  • 監督・脚本=早川千絵
  • 脚本協力=ジェイソン・グレイ
  • 撮影=浦田秀穂
  • 美術=塩川節子
  • 音楽=レミ・ブーバル
  • 編集=アン・クロッツ
  • 出演=倍賞千恵子、磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美

ストーリー

75歳以上は安楽死を選べる近未来の日本、夫と死別した78歳のミチ(倍賞)は、ホテルの清掃員を解雇され、住む団地からも追い立てられ「プラン75」の申請をする。一方、市役所の申請窓口で働くヒロム(磯村)は疑問を感じ、伯父を救いに走る。ミチの電話サポート瑶子(河合)はマニュアルに則ったサポートをしながら悩み、ミチはその日を迎える。

コメント

高齢社会の日本でありそうな制度であるのが怖い。現実に起きた殺害事件を背景に政府が閣議決定するまでの描き方がリアルだ。そして実施する市役所の募集キャンペーン、受付、最期を迎える施設。コロナ・ワクチン接種を受けた手順を思わせる。ひとり静かに暮らすミチの日常が愛おしい。仕事仲間との雑談、カラオケ、しかしながら失業。住む団地の取り壊し期限が迫り、プラン75をひとり部屋で決断する姿は毅然として美しい。一方、市役所でヒロムは偶然目にした書類で、自分の仕事の本質を知り、疎遠になっていた伯父が申請したことに気付き、走る。ヒロムは間に合うか。息を詰めて見守る。コールセンターで働く瑶子は、プラン75でミチを担当する。親子のように心通わせた二人に最期の日が近づく、切ない瑶子の涙。その日、キチンと部屋を片付けるミチの姿が痛々しい。施設に着いたミチ。ラストの光に満ちたシーンが良い。(勝)

ゲスト紹介

早川 千絵 監督

Hayakawa Chie

NYの美術大学School of Visual Artsで写真を専攻し独学で映像作品を制作。短編『ナイアガラ』が2014年カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門入選、ぴあフィルムフェスティバル グランプリなど多数受賞。18年、是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編「PLAN75」の監督・脚本を手がける。22年、その短編から物語を再構築した長編監督作『PLAN 75』はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、新人監督に贈られるカメラドールの特別表彰を受けた。

金原 由佳 氏

Kimbara Yuka

映画ジャーナリスト。「母の友」「朝日新聞」「LEEweb版」などで執筆中。共著に「伝説の映画美術監督たち×種田陽平」(スペースシャワーネットワーク)。相米慎二監督没後20年を迎えた昨年、著・編を担当した「相米慎二 最低な日々」(ライスプレス)、「相米慎二という未来」(東京ニュース通信社)。去る9月には相米監督『光る女 デジタルリマスター修正版』(KADOKAWA)Blu-rayのブックレットをディレクション。2022年東京国際映画祭作品選定アドバイザリーボード。

プログラム一覧

白鳥玉季氏 李相日監督
磯村勇斗氏 伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
狩山俊輔監督 鶴谷香央理氏(原作者) 中井圭氏(映画解説者)
小林啓一監督 中井圭氏(映画解説者)
早川千絵監督 金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
森井勇佑監督 大沢一菜氏 青葉市子氏(音楽家)
山口路子氏(作家)
安川有果監督 小原治氏(ポレポレ東中野スタッフ)
杉田協士監督 東直子氏(歌人) 荒木知佳氏
川北ゆめき監督 いまおかしんじ氏(本作脚本) 青木柚氏 中村守里氏
いまおかしんじ氏(本作脚本) 小出恵介氏 日高七海氏 森直人氏(映画評論家)
斉加尚代監督 志田陽子氏(武蔵野美術大学教授)
伊藤春奈氏(花束書房) 水上文氏(文筆家)
宇田川幸洋氏(映画評論家)
山野晃プロデューサー 片山慎三監督 松崎健夫氏(映画評論家)
鈴木卓爾氏 翁華栄氏 さとうこうじ氏 鈴木秀幸氏(共同脚本)
西垣吉春監督
大山顕氏 佐藤大氏 稲田豊史氏 速水健朗氏 妹尾朝子氏 山内マリコ氏 久保寺健彦氏
平一紘監督 玉代㔟圭司氏 平隆人氏 南里美希氏