第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-4】東出昌大 ―躍動と温もりと―

11/18[日] パルテノン多摩小ホール

チケット料金

一般
前売:1,500円 / 当日:1,800円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

※「入場整理券」配布あり。詳しくはこちらをご覧ください。
※「当日チケット購入整理券」の配布あり。詳しくはこちらをご覧ください。

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寝ても覚めても

  • 2018年/日本・フランス合作/映画「寝ても覚めても」製作委員会、COMME DES CINEMAS製作/ビターズ・エンド、エレファントハウス配給/119分
  • 監督・脚本=濱口竜介
  • エグゼクティブプロデューサー=福嶋更一郎
  • プロデューサー=定井勇二、山本晃久、服部保彦
  • 原作=柴崎友香 「寝ても覚めても」(河出書房新社刊)
  • 脚本=田中幸子
  • 撮影=佐々木靖之
  • 美術=布部雅人
  • 音楽=tofubeats
  • 編集=山崎梓
  • 出演=東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子

ストーリー

朝子(唐田)は、不思議な青年・麦(東出)と運命的に出会い恋に落ちる。幸せな時間を過ごす朝子だったが、ある日突然、麦は姿を消してしまう。それから2年が過ぎ、住んでいた大阪を離れ、東京で働いている朝子の前に、以前の恋人・麦と同じ顔をした亮平(東出・2役)が現れる。

コメント

運命の出会いで始まる物語。その後の折々にも運命的な出来事が物語を推進させていく。登場人物にも、その不自然さを言及させているが、これが物語の映画化でなく物語に対する批評の映画化だとすると腑に落ちる。

現実感の無い、薄い霧の向こうで起きているような麦と朝子の関係。その後の亮平との関係も、どこか壊れそうな危うさが、常にまとわりついている。起きている事柄はドラマチックだが、恋愛映画らしからぬ突き放した冷徹な視点で物語は進む。それは、恋愛というものの社会におけるさまざまな仮構性(結婚して家を買って――)を浮き立たせる。だが本来、恋愛は社会に組み込まれないものなのではないか。その本質は衝動であり、ある意味では破壊的とも言えるのではないか。そして、そのなかに挟まれる震災の爪痕を思わせるシーンの圧倒的な現実感に私たちの住む現実と映画の世界の、その仮構性は変わらないことを思い知るのだ。この映画は観た人の軛を浮き立たせる。願わくは、この映画に触れ、映画を観るという行為の本質に触れて欲しい。(松)

ゲスト紹介

東出 昌大 氏

Higashide Masahiro

1988年生まれ、埼玉県出身。2012年、俳優デビュー作の『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。13年にはNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演して注目される。『クローズEXPLODE』(14年)、『デスノート Light up the NEW world』(16年)などで主演。本年の出演作として『OVER DRIVE』『寝ても覚めても』『菊とギロチン』がある。20年に『峠 最後のサムライ』の公開が予定されている。

プログラム一覧

今泉力哉監督、三宅唱監督
東出昌大氏、金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
望月衣塑子氏(東京新聞社会部記者)
大九明子監督、菊地健雄監督、白石裕菜企画プロデューサー、八尾香澄プロデューサー
伊藤沙莉氏、渋川清彦氏、飯塚健監督
高橋隆大氏、長尾理世氏、石丸将吾氏、唐鎌将仁氏、飯野舞耶氏、律子氏(以上出演者)、石川貴雄氏(助監督)
清原惟監督、佐々木敦氏(批評家/HEADZ)、長尾理世氏(『ゾンからのメッセージ』出演)、律子氏(『ゾンからのメッセージ』、『わたしたちの家』出演)
ベルトラン・マンディコ監督、エリナ・レーヴェンソン氏(女優)、五所純子氏(文筆家)
有坂塁氏(移動映画館「キノ・イグルー」代表)
原一男監督
遠藤麻衣子監督、夏目深雪氏(批評家、編集者)
村川透監督
団地団
(大山顕氏、佐藤大氏、速水健朗氏、稲田豊史氏、山内マリコ氏)
細川徹監督、三宅弘城氏
菊地健雄監督、片桐はいり氏
カメ止めチーム
中野ダンキチ氏(サメンテイター)、藤田みさ氏(ラジオパーソナリティ)、中野将樹氏(芸術家)ほか
深川麻衣氏、志田彩良氏
枝優花監督、穂志もえか(保紫 萌香)氏、金原由佳氏(映画ジャーナリスト)