第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【C-11】ジョージアの大地で <保育つき上映>

11/29[金] ベルブホール

チケット料金

一般
当日のみ:800円

保育付き上映

保育(対象は1歳以上)は先着10名です。上映前日の17:00までに下記フォームまたは事務局までお電話(080-5450-7204/平日9:00-17:00)にてお申込ください。

※申込フォームはお子さま1人につき1回ずつ入力をお願いいたします。

葡萄畑に帰ろう

  • 2017年/ジョージア/クレストインターナショナル、ムヴィオラ配給/99分
  • 監督・脚本=エルダル・シェンゲラヤ
  • 脚本=ギオルギ・ツフベディアニ
  • 撮影監督=ゴルカ・ゴメス・アンドレウ
  • 撮影=ミンディア・エサゼ
  • 編集=ゴギ・パラバンディシビリ
  • 音楽=イオセブ・バルダナシビリ
  • 出演=ニカ・タヴァゼ、ニネリ・チャンクヴェタゼ、ケティ・アサティアニ、ナタリア・ジュゲリ、ズカ・ダルジャニア

ストーリー

大臣という政府要職に就いたギオルギ(N・タヴァゼ)は、新調した椅子の座り心地を満喫していた。彼は妻を早くに亡くし、家を出ている上の娘との関係は微妙だが、息子や義理の姉との生活は安定していた。元バイオリニストとの恋も実らせた彼だったが、選挙で敗北して大臣の職を辞すことになり、困難が押し寄せる――。

コメント

ジョージアと聞いてピンとこない方は、「グルジア」というかつての呼称はご存じだろうか(長年「グルジア」が日本での呼称だったが2015年に「ジョージア」に変更された)。本作は、そのジョージア映画界の長老であり、同国議会で副議長を務めるなど政界の経験もあるエルダル・シェンゲラヤ監督によるコメディ。古今東西においてみられる権力や地位にまつわる人々の行動特性を印象的に描いており、そのメッセージは普遍的である。

インラインスケート登場のインパクトは大きかったものの、椅子がふわりと動き出し、いつの間にか意思をもち、私たちに向かってささやく展開で、さらにナナメ上に。このような演出によって物語の世界に引き込まれていくのだが、そうして気づかされるのは、政治のような明らかな権力のみならず、家庭での役割や雇用などの変化も、人々の関係に大きく作用する様子である。そして、主人公があらためて思い至る葡萄畑の広がる故郷と家族の価値。人生の過ごし方が話題になっているいま、本作の問いかけは無視できないのではないか。(渉)

プログラム一覧

成田凌氏、今泉力哉監督、木村和平氏(写真家)
前田敦子氏、黒沢清監督
河村光庸プロデューサー 松崎健夫氏(映画評論家)※ビデオメッセージあり(シム・ウンギョン氏、藤井道人監督)
山戸結希監督、志磨遼平氏(ドレスコーズ)
横尾初喜監督、井浦新氏
鈴木卓爾監督、あがた森魚氏(ミュージシャン)、井浦新氏、大森元気氏
鈴木洋平監督、柳英里紗氏、杉原永純氏(元YCAMキュレーター、映画キュレーター、プロデューサー)
アンジャリ<八尋美樹>氏(インド楽しいこと案内人)
佐藤零郎監督、渥美喜子氏(gojo/映画ライター・シネ砦集団代表)
中原仁氏(音楽プロデューサー)
石井達也監督、根矢涼香氏、松崎健夫氏(映画評論家)
寺尾紗穂氏(音楽家・文筆家、「原発労働者」著者)
丸山昇一氏(脚本家)
杉田協士監督、宮崎大祐監督
団地団
坂本浩一監督、山本千尋氏
今泉力哉監督、北條誠人氏(ユーロスペース支配人)
長久允監督、奥山大史監督
宇賀那健一監督、山口明氏(デザイナー)