第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラムレポート

【D-5】枝優花監督特集

11/25[日] ヴィータホール
  • 14:00-14:42
    さよならスピカ
  • 14:50-15:20
    放課後ソーダ日和(3話分)
  • 15:30-17:11
    少女邂逅
  • 17:11-17:50
    トーク
    ゲスト:枝優花監督、穂志もえか(保紫萌香)氏
    聞き手:金原由佳氏(映画ジャーナリスト)

夏に公開された『少女邂逅』がロングランヒットした枝優花監督の特集上映は、大学時代に撮った『さよならスピカ』、『少女邂逅』のスピンオフドラマ「放課後ソーダ日記」の第1話~第3話(全9話)、そして『少女邂逅』が上映されました。

その後のトークでは枝監督、『少女邂逅』主演の穂志もえかさん、聞き手に金原由佳さん(映画ジャーナリスト)がご登壇されました。枝監督は初めての監督特集で集客を心配されていたとのことでしたが、会場はほぼ満席で熱気に包まれていました。トークは『少女邂逅』をベースに展開。この作品に強い影響を与えている岩井俊二監督は10代の少年・少女を描き続けているが、枝監督は少女たちの世界を描き続けるのかの問いに、西川美和監督のように作品毎にその世界が歳を経ていくのも素敵と思う反面、是枝裕和監督のように一貫したテーマを撮り続けるのも素敵と思っていてどちらにいくのかみえていないと回答。それに対して穂志さんが「枝監督の描く男性のドラマを観てみたいです」と語って会場が盛り上がりました。

トーク後には映画祭スタッフ作成のクリームソーダの写真スクラップやサンプルを枝監督がご覧になってとても喜んでいただけ、温かい雰囲気に包まれた特集上映となりました。

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