第26回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【C-11】TAMA NEW WAVE ある視点 -過去・現在・未来へのドラマ-

11/25[金] ベルブホール

チケット料金

一般
当日のみ:500円(但し、学生は無料)

私は渦の底から

  • 2015年/HD/30分
  • 監督・脚本=野本梢
  • 撮影=白川祐介
  • 音楽=青木晋太郎
  • 出演=橋本紗也加、岡村いずみ、長尾卓磨、藤原麻希、はぐみ
予告編

作品紹介

自身がレズビアンであることに悲観的な希子は、親友への想いを断ち切って地元へ帰る決意をする。しかし、突然親友が連れて来た恋人に挑発され、一度はあきらめた彼女への想いを再燃させていく。

監督からのメッセージ

セクシャルマイノリティを扱った作品ですが、普遍的な恋愛として自分のなかに落とし込んで製作しました。性別、性対象問わず楽しんでいただけると思います。

野本 梢(のもと こずえ) 監督

1987年生まれ、埼玉県出身。2012年よりニューシネマワークショップにて映像制作を学ぶ。2015年、『青三十二才』(14年、18分)が映画少年短編映画祭にて、本作『私は渦の底から』が東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、あいち国際女性映画祭短編部門にてグランプリを受賞した。

敏感に喜ぶ

  • 2016年/HD/36分
  • 監督・脚本=進藤丈広
  • 撮影=田島茂
  • 音楽=小沼理裕
  • 出演=川村亮介、坂田梨香子、佐藤睦、百川晴香、林田麻里、村本明久、今村有希

作品紹介

敏喜の前に理想の女性リナが現れる。清楚なリナに心奪われる敏喜。唯一のバイト仲間、栞里からは「あれはロクな女じゃない」とアドバイスを受けるも、聞く耳を持たない。敏喜はリナとの接触に成功すると、彼女の意外な秘密を知ることに……

監督からのメッセージ

独自な雰囲気の映画を作れたと思っています。この作品を観てくれる皆さまに、ダメだった頃の自分を思い返して、もしくは現在ダメな自分を思って、楽しんでくれれば幸いです。

進藤 丈広(しんどう たけひろ)監督

1984年生まれ、東京都出身。日本映画学校(現:日本映画大学)を卒業後、助監督として青山真治、緒方明、深川栄洋、廣木隆一などさまざまな監督作品に参加。今回が初の監督作。

次男と次女の物語

  • 2016年/HD/1時間
  • 監督・脚本=深津智男
  • 撮影=神田創
  • 音楽=野村卓史
  • 編集=菊池智美   
  • 出演=落合モトキ、清水葉月、宇野祥平、山田真歩

作品紹介

フリーアルバイター田沼雄一と劇団研究生中里澄子の恋の物語。出会って喧嘩して別れて、またよりを戻して、二人は気が付かぬ間に人生の掛け替えの無い時間を過ごしていく。

監督からのメッセージ

普段はプロデューサーです。契約社員なので夏休みを使って撮影して、休日を使って仕上げました。大学生以来の自主映画の監督です。

深津 智男(ふかつ ともお)監督

1973年生まれ、茨城県出身。映画現場の機材車のドライバーから映画の仕事をはじめて、フリーの映画製作部から2009年日活のプロデューサーとなり10年ジャンゴフィルムに異動。プロデューサーとして『さんかく』(10年)、『WOODJOB!ウッジョブ神去なあなあ日常』(14年)、『ヒーローマニア-生活-』(16年)、『ヒメアノ~ル』(16年)など。

椿、母に会いに

  • 2016年/4K/1時間12分
  • 監督・脚本=髙木駿一
  • 撮影=としおかたかお
  • 音楽=松本龍之介
  • 出演=熊川ふみ、木村知貴、谷啓吾、高野暢子
予告編

作品紹介

路上で看板持ちのバイトをしている30歳手前の女性・椿。椿はいつからか、マスクが手放せなくなってしまっている。そんな彼女に自分勝手に言い寄ってくる男たちがいて、これもまたいつからか疎遠になってしまっている母がいて……。開発が進む大阪・梅田(キタ)を背景に、さまざまな距離感をオフビートに描いていく。

監督からのメッセージ

この“何もない生き方”をしている主人公・椿を通して見える社会は、どんな風景だろう? 椿はすでに人生の負け組? そもそも人生に勝ち負けなんてあるのか?この映画は「いつか勝てるから頑張れ!」といった残酷なエールは何も送りません。“何もしない生き方”をゆっくり歩む彼女の姿に寄り添う、ただそれだけの映画です。

髙木 駿一(たかぎ しゅんいち)監督

1985年生まれ、兵庫県出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。主な監督作品に、第3回CO2オープン・コンペ部門奨励賞受賞『その秋のために』、第4回CO2助成企画で優秀賞&男優賞受賞『都会の夢』、ビデオインスタレーション『な裸べるだけ』などがある。2016年に完成した高嶺剛監督の新作『変魚路』では撮影・編集を務めた。

めぐりゆく。

  • 2016年/HD/1時間7分
  • 監督・脚本=白鳥勇輝
  • 撮影=武田浩明
  • 音楽=藤山拓善
  • 出演=中田クルミ、川上一輝、井端珠里、板橋駿谷、渡辺真起子、栗原英雄、長内美那子、寺田農

作品紹介

春夏秋冬の景色の中。4組の男女が、それぞれ日々のなかで節目となる瞬間を描く。

監督からのメッセージ

いろんなめぐりあわせで完成した映画です。多くの人に観ていただきたく思います。

白鳥 勇輝(しらとり ゆうき)監督

1988年生まれ、広島県出身。日本大学芸術学部を卒業後、フリーランスとして、映画、CM、MV の現場に参加。 2013年映像チーム TOKYO FILM を結成。

プログラム一覧

11/19[土] パルテノン多摩大ホール
授賞式
11/19[土] パルテノン多摩小ホール
オープニング
11/19[土] パルテノン多摩小ホール
11/20[日] パルテノン多摩小ホール
松岡茉優氏、佐藤貴博プロデューサー
11/20[日] パルテノン多摩小ホール
向井秀徳氏、真利子哲也監督、森直人氏(映画ライター)
11/23[祝・水] パルテノン多摩小ホール
11/23[祝・水] パルテノン多摩小ホール
中川龍太郎監督の舞台挨拶有り
11/26[土] パルテノン多摩小ホール
11/26[土] パルテノン多摩小ホール
11/19[土] ベルブホール
11/20[日] ベルブホール
エルザ・シャルビ氏(ブリィヴ映画祭ディレクター)、ユベール・ヴィエル監督、岡本英之氏(プロデューサー)
11/20[日] ベルブホール
マチュー・オルレアン氏(シネマテーク・フランセーズ)
11/22[火] ベルブホール
11/22[火] ベルブホール
11/23[祝・水] ベルブホール
矢崎仁司監督
11/23[祝・水] ベルブホール
杉本拓氏(ギタリスト・作曲家)、鈴木卓爾監督、黒川幸則監督他
11/24[木] ベルブホール
11/24[木] ベルブホール
11/25[金] ベルブホール
11/25[金] ベルブホール
11/26[土] ベルブホール
大橋裕之氏(漫画家)、神田松之丞氏(講談師)
11/26[土] ベルブホール
安川有果監督、渡辺真起子氏(女優)、月永理絵氏(「映画横丁」編集人)
11/27[日] ベルブホール
菊地成孔氏(音楽家)、韓東賢(ハン・トンヒョン)氏(社会学者)
11/27[日] ベルブホール
前田司郎監督、岡田徹氏(ムーンライダーズ)、松永良平氏(ライター)
11/26[土] ヴィータホール
中野量太監督、星野秀樹プロデューサー
授賞式
11/27[日] ヴィータホール
福島香織氏(フリージャーナリスト)
11/27[日] ヴィータホール
11/27[日] ヴィータホール
武田砂鉄氏(ライター)