お盆の弟 上映会 - TAMA映画フォーラム実行委員会

兄弟 仲良く ボチボチと、、、
監督:大崎章(『キャッチボール屋』)× 脚本:足立紳(『百円の恋』)による愛すべき男たちの物語。
売れない映画監督タカシ。四十路前の崖っぷち男に、幸せは訪れるのか…?

 
 

<ストーリー>

売れない映画監督の渡辺タカシ(渋川清彦)は、大腸がんで入院していた兄のマサル(光石研)の看病という口実のもと群馬県玉村町にある実家に戻り、妻子と別居中。起死回生を狙って、これまた売れないシナリオライターで実家の焼きまんじゅう屋を手伝っている悪友の藤村(岡田浩暉)とシナリオづくりをしているが、藤村は新しい彼女に夢中のようだ。あるとき、藤村に付き合わされた場でタカシは涼子(河井青葉)と出会う。なかなかの美人で性格もよさそうな涼子と兄を引き合わせようと考えるタカシだが、どうやら涼子はタカシに対し本気になっている様子……。そんななか、別居中の妻から離婚したいとの申し出を受け、焦ったタカシは何とか妻の気持ちをつなぎとめようと映画の企画に必死になるがうまくいかず、それどころか涼子の前で酔っ払ってついポロっと独身ではないことを言ってしまう。

レインダンス映画祭(イギリス)/ ニッポン・コネクション2015(ドイツ)/ カメラジャパン・フェスティバル(オランダ) 上映作品

『お盆の弟』公式サイト ≫

  • 渋川清彦、光石研、岡田浩暉、河井青葉、渡辺真起子、田中要次、後藤ユウミ、ほか

脚本:足立紳
監督:大崎章

 

<ゲスト>

大崎章 監督

1961年生まれ、群馬県出身。龍村仁監督に師事して、ドキュメンタリー番組、CMなどを制作。その後フリーになり、助監督として『無能の人』(竹中直人監督)、『あの夏、いちばん静かな海。』(北野武監督)、『ソナチネ』(北野武監督)、『2/デュオ』(諏訪敦彦監督)、『洗濯機は俺にまかせろ』(篠原哲雄監督)、『式日』(庵野秀明監督)、『スリ』(黒木和雄監督)、TVドラマ「私立探偵濱マイク」などに携わる。『リンダ リンダ リンダ』(山下敦弘監督)では監督補を務めた。2006年に『キャッチボール屋』でデビュー。第16回 日本映画批評家大賞 新人監督賞を受賞した。今作『お盆の弟』は、『キャッチボール屋』に続き脚本家の足立紳とタッグを組んで監督した。

足立紳 氏(脚本)

1973年生まれ、鳥取県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)7期卒業。同期には映画監督の小沼雄一、脚本家の港岳彦他がいる。映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。演劇活動、脚本執筆、公共広告の企画など幅広く活動している。2012年に『百円の恋』で第1回 松田優作賞 脚本賞グランプリ受賞、2014年に映画化(監督:武正晴)され大ヒット。第17回 菊島隆三賞 受賞。

『お盆の弟』コメント

色彩を消した克己的な画面。日本の地方都市で生活する人々の現実的で生真面目な描写。正直で愚直で不器用な登場人物。大崎監督の情感と人柄がそのまま出ている映画でした。心が和み、切ないです。

庵野秀明(監督・プロデューサー)

すごく、いい映画だった。諦めなきゃならないことと諦めてはいけないことに苦悩する主人公にいつしかエールを送っていた。夏の終わりの光がせつなく心に響いた。

行定勲(映画監督)

大崎監督、お久しぶりです。大崎さんの映画は僕にとっていつも他人事ではありませんのでKEEくん(渋川くん)に嫉妬しました。でもあの感じはKEEくんにしか出せないもんなぁぁ。あの笑顔はなぁぁ。

大森南朋(俳優)

渋川清彦の愛すべき“空気”が、光石研の愛すべき“リズム”が、絶妙な間合いで心に沁みてくる。胸に迫ってくるものは、技にあらず。真摯で魅力的な作品だ。

甲斐よしひろ(ミュージシャン)

 

<予告編>

 

<チラシ>

 

<会場>

東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F

京王相模原線・京王永山駅、小田急多摩線・小田急永山駅から徒歩約2分

公共の交通機関のご案内

[京王線]
新宿駅から特急・急行・区間急行の橋本行きに乗車。または調布駅にて橋本方面に乗換。地下鉄新宿線から直通・急行の橋本行に乗車
[小田急線]
新百合ヶ丘駅にて唐木田方面に乗換。地下鉄千代田線から直通・多摩急行の唐木田行に乗車
[バス]
聖蹟桜ヶ丘駅から永山駅行・永山5丁目行・諏訪4丁目循環に乗車。永山駅にて下車
鶴川駅から永山駅行・聖蹟桜ヶ丘駅行に乗車。永山駅にて下車
 
  • 日時
  • 2016年2月13日(土)
  • 10:20-12:07 第1回上映
  • 13:20-15:07 第2回上映
  • 15:07-16:00 ゲストトーク
  • 16:30-18:17 第3回上映
  • 18:50-20:37 第4回上映
  • ※全席自由席・各回入替制。
    ※開場は各回15分前です。
    ※ゲストトークはチケット(半券含む)提示で入場できます。
    ※上映時間は変更になる場合があります。
 
  • チケット
  • 前売
  • ※前売チケットは
    1月16日(土)一般発売です
  • 大人(中学生以上)1,000円
  • 当日
  • 大人(中学生以上)1,200円
  • 子ども(4歳~小学生)600円
  • *支援会員、障がい者と付添いの方1名は当日600円です。
  • チケットのご購入について
  • 下記の場所でご購入いただくか、
    インターネットでの予約も可能です。
  • 多摩市立永山公民館
    (休館日・祝日を除く9:00~17:00)
  • 多摩市役所売店
    ひまわり
  • 聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F
    多摩ボランティア・市民活動支援センター
  • ココリア多摩センター5F
    おしごとカフェ キャリア・マム
  • インターネット予約 »

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    →受付終了いたしました。
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