ご挨拶

●挨拶●

 第17回映画祭TAMA CINEMA FORUMが始まります。
 いつものことですが、毎年毎年いろいろの障害に向かいあうことになります。実のところ、よく続けてこられたなと思います。続けることができたと口に出すことは、おこがましい感じがします。いろいろな人に支えられることによって、続けることができるのだと思います。会場の問題、お金の問題、人の問題……次から次とおこるなかで継続していることに不思議な感じがいたします。その時々にいろいろな人からの力をいただいて継続しているのだと思います。
 企画にしてもそうです。この1年の間に製作され、上映された映画を中心に多くの映画を集めました。私たちの映画祭は、これらの作品を面白いと思っていただけることで成り立っています。映画は娯楽かもしれない。しかしそのなかで心にひびく作品に出会う、あるいは面白いと思う作品に出会うことで映画祭は続けることができます。よい作品との出会いがあるということで、参加していただく皆さんにお返しができるのです。実行委員のメンバーは、本当にいろいろな企画を立てます。1日に何十本というメールが飛び交い、打合せをします。企業・団体・学校をまわって協力を依頼するメンバー、裏方作業をこつこつ積み重ねる人……市民が創りあげる映画祭には限界がありますが、他の映画祭にはない良さもあります。
 皆が何らかの形で参加することになり、一つのエネルギーが生まれてまいります。“TAMA NEW WAVE” コンペティションという新しい映像作家の発掘にあたっても多くのメンバーの参加があります。こういったなかで、地味ではありますが、映画への愛情、映画を通しての文化を創りあげようと、私たちの住む地区から日本全国への呼びかけを行います。
 見せる人・見る人・創る人というForumとしてのコンセプトは、“まちづくり”ということを越えた広がりを持つようになりました。これが文化庁、多摩市、多摩市教育委員会、多摩市文化振興財団といった公との協働、そして企業だけでなく、有名・無名の人々とのつながりとなってまいりました。これが新しい文化を創り出そうとする力の結集となります。
 新しい稔りがエネルギーとして育つことを心から願っております。

TAMA映画フォーラム実行委員会
委員長 水野信利

●祝辞●

 色鮮やかに彩られた多摩丘陵の紅葉に誘われて、今年もTAMA CINEMA FORUMの季節がやってきました。第17回目の開催を、心からお祝い申し上げます。
 多摩市の霜月の風物詩といえるこの映画祭は、映画を愛する多くの市民の皆さんによって、上映作品の選定から当日の運営まで一貫して作り上げられています。実行委員会の皆様及び関係者各位の熱意と、ご尽力に改めて敬意を表するとともに、毎年、本映画祭を楽しみにして会場に訪れてくださる多くの映画ファンの皆さんに、心から感謝を申し上げます。そして、今年も、お誘いあわせのうえご来場下さいますようお願い申し上げます。
 市民映画祭としては、上映本数や観客動員数といった面からも国内最大規模であるTAMA CINEMA FORUMは、世界中でヒットした話題の作品から、ドキュメンタリー、実験映画まで、子どもから大人まで楽しめるバリエーション豊かなプログラムを用意しています。
 また、若手映像作家の発掘・育成をテーマとしたTAMA NEW WAVEでは、受賞作家の作品が劇場公開されるなど、若手映像作家の登竜門としての存在価値も高まり、毎年、全国から多数の作品が応募されています。
 映画の上映だけではなく、映画を愛する「作る人」「出演する人」「観る人」が集う映画の広場として、今後も、TAMA CINEMA FORUMが、多摩市発の映像文化発信源として、さらなる発展をすることを期待しています。

多摩市長 渡辺幸子

◆主催・お問合せ◆

   TAMA映画フォーラム実行委員会 / 財団法人多摩市文化振興財団

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