2014年1月アーカイブ

2014.01.28

映画祭プログラムレポート:演じる男、星野源(2013.12.01 ヴィータホール 第1部)

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TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞した星野源さんの初主演特集。会場のヴィータホールには男女、年齢問わずたくさんのお客様がお越しになりあっという間にほぼ満席となりました。ゲストトークでは『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督と、星野さんと親交の深い放送作家、寺坂直毅さんをお迎えして星野さんについてあたたかく語っていただきました。

 

撮影現場での星野さんのエピソードや、寺坂さんと星野さんが仲良くなったきっかけなど、普段の星野さんが垣間見えるお話に会場は和やかなムードに。遠方からも星野源さんの復帰を心待ちにしているお客様が来場し、愛に溢れた企画となりました。

 

プログラムページ:
12月1日(日) ヴィータホール 第1部
演じる男、星野源

2014.01.25

[特別上映会] 『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』前売チケット発売!! 2月22日(土)にベルブホールで開催

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2月22日(土)にベルブホールで開催する『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』特別上映会の前売チケットが本日発売となりました。多摩市立永山公民館(祝日・休館日を除く9:00~17:00)、多摩市役所売店「ひまわり」、聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F「喫茶 風」、多摩センター「くまざわ書店 丘の上プラザ店」にてお求めいただけます。インターネット予約も受付中です。

 『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』上映会特設ページ

ゲレオン・ヴェツェル監督とヨルグ・アドルフ監督による本作は、自社で書籍・写真集などの企画から製本まで、すべての工程を手掛ける小さな出版社シュタイデルの仕事と、経営者ゲルハルト・シュタイデルの情熱に迫るドキュメンタリーです。「世界一美しい本を作る」と称され多数の著名な作家やアーティストから絶大な信頼を得ている同社と、世界中にコレクターがいるその出版物。パリ、ロンドン、ニューヨーク、カタール......世界中を旅するゲルハルト・シュタイデルの様子から、直接の対話・コミュニケーションの大切さや、手触り・音・香りといった身体的感覚の表現への関わりなどを考えさせられます。また、デジタル化・効率化が著しいなかで、人びとのこころを動かすアートの本質を浮かび上がらせた作品ということもできるかもしれません。

 

上映日:2014年2月22日(土)
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館)

●上映スケジュール
10:30~11:58 第1回上映
13:00~14:28 第2回上映
15:30~16:58 第3回上映
18:00~19:28 第4回上映
※全席自由・各回入替制。開場は15分前です。
※上映時間は変更になる場合があります。


●チケット料金 ※1/25(土)発売予定
[前売・インターネット予約] 
大人(13歳以上)のみ 1,000円

[当日]
大人(13歳以上)1,200円
子ども(4~12歳) 600円
TAMA映画フォーラム支援会員 600円
障がい者とその付添い者1名 各600円


詳細・インターネット予約は上映会特設ページにて。ぜひご注目ください。

 

外部リンク:
『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』公式サイト

 

2014.01.24

映画祭プログラムレポート:大森立嗣監督特集(2013.11.23 ベルブホール 第1部)

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3/16に『ぼっちゃん』、7/14には『さよなら渓谷』(以下『渓谷』と省略)と、2013年に相次いで公開された大森立嗣監督作品を一挙上映。上映後、大森監督と『ぼっちゃん』主演の水澤紳吾さんをお迎えしてトークを行いました。

 

まず『ぼっちゃん』についてのお話しからスタート。2012年の東京フィルメックスでの上映から約1年、各地での『ぼっちゃん』上映に際しスタッフの方達と一緒にこつこつと宣伝をされてきた水澤さん。トークの機会も多かったようで、逆に「言葉にしすぎた感がある」とおっしゃり監督も「言葉にするとこぼれおちてしまうものがあるんだよね」とおっしゃったのが印象的でした。

 

この『ぼっちゃん』は秋葉原無差別殺傷事件がモチーフ。けれど「事件を背負い過ぎている。これは俺がすることじゃない」と監督は脚本を書き直し、今の形になったとのこと。その主演には、田中くんを演じた宇野祥平さん(第21回映画祭「婚前特急まで200日!? -前田弘二・映画監督までの道のり-」企画の際ご来場)を最初考えていたが、監督の弟で『ぼっちゃん』プロデューサーのお一人でもある大森南朋さんの助言もあり、水澤さんになったとのこと。「2012年の年明けにプロットをいただいた記憶があります」とおっしゃった水澤さんに大森組の印象をお聞きすると「最初は怖い印象があったけれど、静かだし怒鳴り声がない、空気が澄んでいる」とのことで「『渓谷』ではどんな空気のすくい取り方をされたんですか?」と監督に質問され、『渓谷』のお話しへと入っていきました。

 

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監督は「いつもそうだけれど、役者さんに「どういうふうにしたい?」と聞いて、それをちゃんと撮ろうとしているだけ。(自分が)余計なことを言うと、だいたい間違える。自分が何か役者さんに言うと、その言葉に役者さんは縛られ限定されてしまい、その役者さんしか感じないものをそぎ落としてしまう。もっと生き生きしててほしい」と、助監督や俳優としての経験にも基づくお話しをされました。「役者さんたちを信頼している」とも。

 

また、吉田修一さんの原作を映画化した『渓谷』は、原作本を映画化する時はいつもそうだけれど、読んだ時の第一印象、原作の持っている力を大事にしているともおっしゃっていました。『渓谷』はサスペンス的なところや、かなこと俊介が一緒に彷徨うところを大事に描きたかった、と。このシーンは新潟で11月に撮影。曇天という天気にも恵まれたようでした。

 

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『渓谷』についての監督のお話しを受け「監督の作品は、鐘をつくようだ」とおっしゃった水澤さん。いつまでも鳴り響き、考え続け感じ続けることの大切さを監督に教えていただいた、ともおっしゃっていました。

 

お客様との質疑応答では『ぼっちゃん』の某アイスクリーム秘話も(笑)。大森監督のご自宅での忘年会にいきなり現れた水澤さんが、このアイスクリームを大量に持ってこられたことも伏線だったとか。また、両作品のラストシーンに関して質問されたお客様には、主人公たちに対しては逃げずに、向き合って、立ち上がって生きていってほしいと思っている、と監督はおっしゃっていました。

 

大森監督の新作情報がクリスマスイヴに解禁され、ファンにとっては思いがけないプレゼントになったことと思います。第20回映画祭「未来はどこだ? 出口はあるのか?」企画で来場された際、翌年公開の『まほろ駅前多田便利軒』を「かわいい作品ですよ」とおっしゃっていた大森監督。新作『まほろ駅前狂騒曲』はどんな作品になるのか、今から秋の公開が楽しみでなりません。

 

プログラムページ:
11月23日(土・祝) ベルブホール 第1部
大森立嗣監督特集

 

2014.01.20

映画祭プログラムレポート:第14回 TAMA NEW WAVEコンペティション(2013.11.30 ヴィータホール)

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本年度のTAMA NEW WAVEは14回の歴史のなかでも2番目に多い130本の力作が集まりました。そのなかから選りすぐられた5作品は、監督の平均年齢が25.2歳とフレッシュな顔ぶれが揃いました。

 

ゲストコメンテーターと監督のトークでは、宇田充氏がプロデューサー視点で、女優の片岡礼子氏は母親としての視点を織り交ぜてコメントされていたのが印象的でした。

 

ベスト男優賞受賞の池松壮亮さんは残念ながらご欠席でしたが、ベスト女優賞に輝いた祷キララさんはこのために大阪から上京してくれた中学2年生。初々しくもしっかりとした受賞コメントを残してくれました。

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特別賞受賞の佐近圭太郎監督は「お客さんに喜んで貰える作品を創っていきたい」と語り、初の女性監督でのグランプリ受賞の安川有果監督は「今後に期待していただいたと思うので、賞の名に恥じないよう頑張ります」と力強く語っていました。

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プログラムページ:
11月30日(日) ヴィータホール
第14回 TAMA NEW WAVEコンペティション

 

2014.01.20

映画祭プログラムレポート:クロージング特別無料上映:今想う、半次郎の生き様(2013.12.01 パルテノン多摩小ホール 第2部)

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12月1日、第23回映画祭の最終日にパルテノン多摩小ホールにて、『クロージング特別上映:今想う、半次郎の生き様』と題して、幕末維新を駆け抜けた薩摩の快男児、中村半次郎の波乱万丈の生涯を描いた映画『半次郎』を上映。映画上映後には主演の榎木孝明さんと、聴き手に丸山ひでみさんをお迎えしてトークを行いました。

 

たくさんのお客様にお越しいただき、和気あいあいとした雰囲気の中で『半次郎』の撮影秘話や公開までの道のりのお話を伺いました。榎木さんが「猿叫」を披露される場面もあり、大変盛り上がりました。会場には中村半次郎のご子孫もいらしており、この映画がつくられたことへの感謝と感激を述べられました。

 

今回、関係者の方々のご協力により、このような無料上映の場を設けることができました。普段はなかなか映画館に足を運べない方にもご来場いただけていたら幸いです。また、第24回映画祭で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

プログラムページ:
12月1日(日) パルテノン多摩小ホール 第2部
クロージング特別無料上映:今想う、半次郎の生き様

 

2014.01.11

映画祭プログラムレポート:中野量太監督特集 ー作品に息づく人生讃歌ー(2013.11.24 ベルブホール 第1部)

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中野量太監督の第5TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞を記念して組まれた本特集。最初に上映された『バンザイ、人生まっ赤っ赤。』は、中野監督が日本映画学校の卒業制作で制作した処女作で、第1TAMA NEW WAVEグランプリ受賞作品です。二度と観ることができないかもしれない貴重な16mmフィルムの作品とあって、会場には大阪・兵庫など遠方からのお客様も多数いらっしゃいました。

 

上映後のトークでは、中野監督と『チチを撮りに』で姉妹役を演じた柳英里紗さん、松原菜野花(なのか)さんが登場。渡辺真起子さんと姉妹の家族のかたちを作るために撮影前に3人で集まって料理を作ったり、家族の絆をより強くするラストシーンの撮影前には姉妹役のお二人が渡辺さんに想いを伝える手紙を書いたりと、スクリーンから滲み出る家族の情愛がいかにして生み出されたのか、その秘話が公開されて盛り上がりました。爽やかな笑顔の中野監督、本当の姉妹のように仲のよい柳さん、松原さんをお迎えして会場は作品同様ホンワカとした幸せな空気に包まれました。

 

プログラムページ:
11月24日(日) ベルブホール 第1部
中野量太監督特集 ー作品に息づく人生讃歌ー

 

2014.01.04

[特別上映会] 『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』上映決定! 2月22日(土)にベルブホールで開催

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2月22日(土)に開催する特別上映会の作品が『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』(ゲレオン・ヴェツェル監督、ヨルグ・アドルフ監督)に決定しました。

『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』上映会特設ページ

同作は、自社で書籍・写真集などの企画から製本まで、すべての工程を手掛ける小さな出版社シュタイデルの仕事と、経営者のゲルハルト・シュタイデルの情熱に迫るドキュメンタリーです。「世界一美しい本を作る」と称され多数の著名な作家やアーティストから絶大な信頼を得ている同社と、世界中にコレクターがいるその出版物。

効率重視の風潮とデジタル化の波が押し寄せる出版界で、決して定型にあてはめることなく、紙の手触りや発色、ページをめくる音、使用するインクにいたるまで、アーティストたちの意図や想いを実現するために徹底的にこだわり、提案と対話を重ねます。スクリーンに映し出されるのは、そんな究極の本作りの様子。出版のプロフェッショナルとしてアドバイスすることはもちろん、ときには選択肢を提示してプロジェクトの成否に関わる重要な決断を促す場面も収められています。また、芸術性への深い理解のもと、新しい才能の発掘にも取り組んでいます。

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ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、カタール......。60歳を過ぎてもなお、シュタイデルは精力的に世界各地のアーティストたちのもとへ打合せに出向きます。直接の打合せを重視し、身体的感覚を大切にする彼の仕事から、現代社会を生きる私たちへのメッセージを感じざるを得ません。

上映日:2014年2月22日(土)
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館)

●上映スケジュール
10:30~11:58 第1回上映
13:00~14:28 第2回上映
15:30~16:58 第3回上映
18:00~19:28 第4回上映
※全席自由・各回入替制。開場は15分前です。
※上映時間は変更になる場合があります。


●チケット料金 ※1/25(土)発売予定
[前売・インターネット予約]
大人(13歳以上)のみ 1,000円

[当日]
大人(13歳以上)1,200円
子ども(4~12歳) 600円
TAMA映画フォーラム支援会員 600円
障がい者とその付添い者1名 各600円


詳細・インターネット予約は上映会特設ページにて。ぜひご注目ください。

 

外部リンク:
『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』公式サイト

 

2014.01.01

TAMA映画フォーラム実行委員募集のお知らせ

TAMA映画フォーラム実行委員会は、2014年11月22日~11月30日に開催予定の第24回映画祭TAMA CINEMA FORUMをいっしょに創る実行委員を募集しています!興味のある方、企画・運営などの映画祭の裏側に携わってみませんか?

 

上映プログラムを企画したい、イベント運営に興味がある、広報・宣伝をやりたい...など、映画祭づくりの現場には、あなたの希望に沿って力を発揮できる領域がたくさんあります。また、映画好きやイベント好き、地域の方々など、市民が創る映画祭だからこその出会いが、あなたを待っています。

 

実行委員は随時募集していますが、この度1月26日(日)に説明会を開催いたしますので、興味のある方はお申込のうえ、ぜひご参加ください。また、説明会の日程に合わない方は個別に説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

■2013年 TAMA映画フォーラム実行委員募集説明会

  • 日時: 2014年1月26日(日)14:00~15:30(受付は13:30より)
  • 会場: 多摩市立永山公民館・講座室(ベルブ永山3F)
  • 内容: 映画祭の紹介、実行委員会と映画祭が開催されるまでの仕事についての紹介と説明

【実行委員募集の確認事項について】

  • 実行委員会は全て無報酬の市民で構成されていますので、実行委員に活動報酬はありません。
  • 実行委員は年会費(一般5,000円、学生3,000円)を納入し活動します。
  • スタッフの経験・未経験は問いません。

【説明会への申込方法】

    (以下のいずれかの方法にてお申込みください。)
  • 専用の申込フォームに記入し送信ください。
  • 事務局(永山公民館)に電話し、氏名・連絡先をお知らせください。
  • tcf-recruit_at_tamaeiga.org(「_at_」を@に置き換えてください)までEメール送信し
     お申込ください。必ず本文に氏名・連絡先をご記入ください。

【本件についてのお問い合わせ】

  • ◆TAMA映画フォーラム実行委員会 事務局
  • 〒206-0025多摩市永山1-5 (多摩市立永山公民館内)
  • 電話: 042-337-6661  Fax: 042-337-6003
  • E-mail: tcf-recruit_at_tamaeiga.org(「_at_」を@に置き換えてください)
  • 事務局: 三上