●9/3(土)上映! 『無常素描』(大宮浩一監督)製作のきっかけをつくった長尾和宏さんについて--阪神・淡路大震災を経験した町医者としての想い--
9/3(土)にベルブホール(多摩市立永山公民館)で上映する『無常素描』(大宮浩一監督)。東日本大震災からの復旧・復興を考えるにあたっては、財源などの大局からみるだけでなく、被災地の状況やそこで生きる人びとの声ひとつひとつを大切にしていくことが欠かせないのではないでしょうか。『無常素描』の上映と大宮浩一監督トーク・Q&Aを通して、東日本大震災から半年を迎えようとしているいま、あらためてそのあたりを感じ、これからに活かしていければと思います。

(C)大宮映像製作所
東日本大震災発生から一ヶ月あまり――。
車窓に、瓦礫の山と広漠たる荒野の、灰色の風景が流れていく。
一人の映画作家が、尼崎の町医者とともに被災地へ向かっていた。
映画として初めて私たちの前に現われた『無常素描』。その製作のきっけは、兵庫県尼崎市にある長尾クリニックを拠点に活動する医師の長尾和宏さんでした。1995年の阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、身近なかかりつけ医(町医者)としての発信を続けています。今回、4月28日(木)から5月4日(水)までのゴールデンウィークにレンタカーで遠野、大槌、釜石、陸前高田、南三陸、気仙沼、石巻、仙台、名取、三春、相馬など被災地を北から南に転々としたとのことです。長尾和宏さんのブログ「Dr.和の町医者日記」にも、『無常素描』の紹介がされていますので、参考までにご覧ください。また、6月18(土)のNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」の放送の一部をご紹介します。
「支援し続けることの大切さ」 [6月12日(日)]
今日で震災からちょうど3ケ月です。私の回りでは、何事も無かったかのように日々が流れて行きます。永田町は、政治ゲームに明け暮れています。被災地は無政府状態に呆れかえっています。南三陸町は、いまだ「水」が無い。川で洗濯しています。また福島県相馬市の学校では、プリント用紙が不足しています。悲劇的な避難、一時帰宅が報道されています。被災地はいまだ厳しい現実に向き合っています。一方、阪神大震災すらまだ終わっていません。いまでも家族を失った悲しみに沈むひと、二重ローンに苦しんでいる人を何人か知っています。多分、永遠に終わらないのです。そんな中、今回の東北をどう受け止めとめたらいいのか。 ……記事全文はこちら
「東北と世界と平和」 [6月19日(日)]
瓦礫の処理もままならないのに、平和という言葉を使うこと自体、失礼だろう。
しかし、世界が東北を見つめている。その視線は、平和に向かうべきだろう。
先の先にあることを書いてみた。 ……記事全文はこちら
●NHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」 [サタデートピックス6月18日(日)]
『無常素描』について(長尾和宏さん、大宮浩一監督インタビューあり)
http://www.youtube.com/watch?v=4r8UHMWbwy4
※Youtubeへのリンクです(音声のみ)
※『無常素描』本編のインタビュー音声が含まれています。了承のうえお聴きください。

(C)大宮映像製作所
TAMA映画フォーラム実行委員会/特別上映
『無常素描』(大宮浩一監督)
■開催日・会場
2011年9月3日(土)
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山5F)
京王・小田急線永山駅下車徒歩2分
■上映スケジュール
10:30―11:45 第1回上映
13:00―14:15 第2回上映
14:15―15:00 大宮浩一監督トーク・Q&A
15:30―16:45 第3回上映
18:30―19:45 第4回上映
*スケジュールは変更になる場合があります。
*開場は各回上映開始の15分前です。
*大宮浩一監督トーク・Q&Aはチケット(半券含む)提示で入場できます。
*集中混雑時は整理券配布および入場制限を行なう場合があります。
■チケット料金
前売・インターネット予約:おとな1,000円
当日:おとな1,200円 こども500円(こどもは小中学生・当日のみ)
*TAMA映画フォーラム実行委員会・支援会員の方は当日600円です。
■チケット販売
ベルブ永山(休館日・祝日を除く9:00~17:00) [地図]
多摩市役所売店「ひまわり」 [地図]
聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7階「喫茶・風」 [地図]
多摩センター「福祉ショップきずな」 [地図]
■インターネット予約
[チケット予約フォーム]
*チケットの予約をしていただいた方は、当日受付で前売券価格にてチケットの受渡し・精算とさせていただきます(全席自由・各回入替制。上映回の指定はできません)。予約は上映会前日までの受付となります。
*お申し込み後、「送信内容のコピーをE-Mailで受信する」をチェックしたのにメールが届かない、または3日以上過ぎても受付連絡がない場合はメールアドレスの誤記などが考えられます。
■作品情報
◎『無常素描』予告編
東日本大震災発生から一か月あまり、被災地にカメラは入った。津波によって何もかもなぎ倒され、瓦礫が山となり、表面が露わになって荒れた土地の、土の色。そこを吹く風や海の音、潮の匂い……。それらを次々に収めていく。
失ったのは、大きくかけがえのないもの。カメラの前で話す人びとが発することばをひとつひとつ受け止めながら、この震災が私たちの社会にもたらすべきものについて、考えずにはいられない。
私たちの生をどう考えるのか? すべてが移ろう時間の経過のなかで、何を大切にして生きていくのか? 私たちは何処へゆくのか?
福島県三春町・福聚寺の住職で小説家の玄侑宗久の語りとともに向き合っていく……。
■ゲスト情報
大宮浩一監督
1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。
日本大学芸術学部映画学科在学中より、映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87/原一男監督)などで助監督を務める。その後、フリーの演出家として民族博物館等の展示映像をはじめ、CM、VP、教育映画などを制作。93年、有限会社 大宮映像製作所を設立。主な企画・プロデュース作品に、『よいお年を』(96/宮崎政記監督)、『JUNK FOOD』(98/山本政志監督)、『DOGS』(99/長崎俊一監督)、『青葉のころ よいお年を2』(99/宮崎政記監督)『踊る男 大蔵村』(99/鈴木敏明監督)など。
2010年、ドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。同作は、介護保険制度導入から10年を経た介護福祉の実状と、自らの理想とする介護を実現するため施設・事業所を立ち上げた若い介護スタッフたちの取り組みを描き、平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞。同年、若い介護スタッフたちが主催したトークライブと彼らの日常を記録した『9月11日』を企画・製作・監督。『ただいま〜』の続編が完成間近。

(C)大宮映像製作所
■主催
TAMA映画フォーラム実行委員会
http://www.tamaeiga.org/

