●【映画祭レポート】日本映画この10年とその未来-長時間バトルトーク-
11月23日ヴィータホールでは、「日本映画この10年とその未来」と題して
日本映画界第1線のプロデューサー、監督をお迎えしての長時間バトルトークが
行われました。

<司会をされる武藤起一氏>
この企画、10年前の第10回に開催され、あれから10年、日本の映画界はどう変わった
のか、前回に引き続き武藤起一さん(NCW主宰)を司会にお迎えしての2部構成の
バトルトークが開催されました。

<第1部:手前から佐伯氏、金子監督、佐々木氏、堀越氏>
第1部は、堀越謙三プロデューサー、佐々木史朗プロデューサー、金子修介監督、
佐伯知紀氏(文化庁)にパネラーとしてご登壇いただき、1部・2部各2時間20分の
5時間近いロングトークがスタート。

<熱弁を振るわれる佐々木氏(左)と堀越氏>
東宝やTV局がらみの映画がヒットしている反面、若い人が映画を観なくなり、
単館系映画館や洋画配給会社の経営が厳しくなっていることなどが論議された。
金子監督からは、日本映画が活況と言われているが、昨年暮れに9作品あった企画が
1本も映画化されていないといった作家からの苦労話もあって、聞き応え十分。
会場ではあちらこちらで熱心にメモをとる観客の姿に目につきました。
第2部は、川村元気プロデューサー、荒木美也子プロデューサー、深川栄洋監督の若手に、
堀越謙三プロデューサー、金子修介監督が加わって更に熱いトークが繰り広げられました。

<手前から金子監督、深川監督、荒木氏、川村氏、堀越氏>
『大奥』を製作されたアスミック・エースの荒木プロデューサーから若手ながら
『告白』『悪人』と次々とヒット作をとばす東宝の川村プロデューサーが脅威との
声があがったり、金子監督からは『60歳のラブレター』は当初自分が監督するはずだったと、
深川監督も知らない事実を告白され、まさにバトルトークに発展!?

<金子監督から深川監督に衝撃の告白(?)>
ここでは報告しきれないお話もたくさんあり、映画好きにとっては堪えられない
お話ばかりでとても貴重なトークでした。
長時間の司会を務められた武藤さん、本当にありがとうございました。
