« 7/24~30「佐々木昭一郎というジャンル」開催 | メイン | 介護の今…8/28(土)「ただいま それぞれの居場所」上映会開催 »

2010年07月24日

●本日開催! 『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会に寄せて

mitsubachi-1.gif

問われるのは、私たち自身
―持続可能な社会を築くカギは地域の自立!?―

 『ミツバチの羽音と地球の回転』が発するエネルギー、みなさんはどう受け取るだろうか。怒りとみるか、提言とみるか、生活の切実な問題か、あるいは遠い北欧のおとぎ話か――。それらは、実はすべてつながっている、と思う。理想と現実を考えたとき、日本の現状は硬直していて、課題山積で、何から手をつけたらいいかわからないくらいなのだから。それでも、怒りや夢をみることは、私たちが行動を起こすときのエネルギーとなる。

 この作品を観て、いろいろと想像力をかきたてられた。そのひとつに、グローバルにたいするローカル。いや、グローバルな時代だからこそ、地域社会のあり方に目が向くのだということがあった。とくに、地域社会の成熟とは、拡大志向から持続可能性の追求へとモデル転換を図るということなのではないか、と。
 祝島の人たちの「島を守りたい」という想いは、世界でも稀で豊かな自然との共生のなかからうまれてきたものだ。また、島とその近海でとれる農産物・海産物は、質の高いものとして評価されている。祝島そのものがブランドであり、「ここで暮らし続ける」という誇りと決意が、28年間の上関原発建設反対を支えているのではないだろうか。


bee_main01.jpg
素材提供: グループ現代


 では、地域の自立を阻んでいるものは何か。都市生活を営む私たちの想像力とこれからが問われている。そのひとつは、私たちの何気ない暮らしが、どこかの誰かの負担によって成り立っているという責任を感じることだ。無意識でいたら、未来を破壊することにもつながりかねないこともある。
 「エネルギー政策」といっても、遠いところのもののように感じる。でも、それについて現状を知り、どうするべきかを考えなければいけないような気がした。「自由化」「規制改革」「イノベーション」などの言葉が盛んに語られるこの国で、電力インフラ、電力供給サービスについては、ほとんど手がついていない、なぜだろう? 電気を選べる、それは悪いことではないはずなのに、いったいなぜ?

 スウェーデンの自治体のように、住民自身、私たちが具体的に議論し選択すれば、エネルギーのあり方に一石を投じることができるかもしれない。持続可能な地域社会のあり方について話し合いが始まれば、電気を選べない、ほぼ独占状態を打破するチカラやきっかけになるのではないだろうか。そういう期待をこめて、みなさんとこの作品を共有したいと思った。

――山口渉(実行委員)

**********

◆『ミツバチの羽音と地球の回転』予告編

**********

TAMA映画フォーラム特別上映会
『ミツバチの羽音と地球の回転』

◆上映日
2010年7月24日(土)

◆上映スケジュール
10:45―13:00 第1 回上映
13:20―15:35 第2 回上映
15:55―18:10 第3 回上映
18:30―20:45 第4 回上映
※開場はいずれも15 分前です
※集中混雑時は整理券配布および入場制限を行なう場合があります

◆会場
ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山5F)
京王相模原線「京王永山駅」・小田急多摩線「小田急永山駅」から徒歩約2分

◆チケット料金
当日おとな(13歳以上)1,200円
当日こども(4~12歳)500円

◆主催・お問合せ
TAMA映画フォーラム実行委員会
http://www.tamaeiga.org/

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内
TEL 080-5450-7204(実行委員会事務局直通)
TEL: 042-337-6661 FAX: 042-337-6003(多摩市立永山公民館代表)

上映当日問い合わせ:TEL: 070-5580-9071


bunbun_flower.jpg

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tamaeiga.org/mt/mt-tb.cgi/568