●『キリクと魔女』上映会レポート
去る5月13日(日)、『キリクと魔女』特別上映会を開催しました。丁度、母の日だったことから、多くの親子連れのお客様をお見かけしました。実際に100名を超える多数のお客様に足を運んでいただき、本上映会は大成功だったと思います。ご来場、誠にありがとうございました。
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フランス人アニメ監督ミッシェル・オスロが手がける本作は、1998年のフランス・ベルギー・ルクセンブルグの合作の作品で、世界的な評価を受けた作品です。
また、国内ではあの高畑勲監督が翻訳と演出を担当しスタジオジブリの第1回洋画アニメーション作品として2003年に公開された作品でもあります。特に、日本語吹替え版では、キリク役の声優として『ハウルの動く城』の神木隆之介、魔女役には浅野温子がキャスティングされ、好演しています。
本作品の魅力は、小さな主人公キリクが『どうして魔女カラバは意地悪なの?』という台詞に代表される『なぜ?どうして?』という好奇心を武器に持って果敢に行動する姿だと思います。大人が失った純粋な力を持って、強大な魔女に立ち向かう姿に大きな感動をおぼえます。そして、本作品の監督ミッシェル・オスロが生み出すアフリカをモチーフにした極際・エネルギッシュ・繊細なアフリカ神話の世界と、セネガルポップの大御所ユッスー・ンドゥールが手がけるアフリカの伝統音楽が融合した映像は物語を大いに盛り上げ、今の日本アニメが忘れている何かを伝えてくれる作品だと思います。
しかしながら、独特な雰囲気を持つ本作がどのように受け止められるかと上映前は心配していましたが、多くのお客様から良い作品、上映会であったとの声頂けて「ホッ」としたのが本音です。そして、『7歳の息子と初めて観る映画をずっと探していました。まさにこれだ!という映画でした。(アンケートより抜粋)』といった嬉しいメッセージに囲まれたことは、企画・運営に携わったものの"宝"として心に残りました。また、当日は丁度、"母の日"ということもあり、折り紙や塗り絵、肩たたき券のプレゼントといった遊びのコーナー、色彩豊かな『キリクと魔女』関連書籍の物販コーナーも、指を使いながら、絵本を開きながら親子の会話が弾む場を提供できたことも嬉しく思っています。
今後も皆様にお勧めできる作品を選び、紹介していきたいと思いますので、秋の本祭ともどもよろしくお願いします。
最後に、少々告知。
6月10日開催予定の特別上映会『ブラボー映画グランプリ Vol. 1.5』では、映画で遊ぶ、楽しむを狙った企画を用意しております。スペシャルゲストとして、皆様がご存じのあの方がいらっしゃるかも知れません。詳細決まり次第、当HP上で報告できると思いますので、こちらもよろしくお願いします。
撮影: 田口昇