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2006年08月21日

●『MAXX!!! 鳥人死闘編』試写会感想

MAXX!!! 鳥人死闘編の試写会に参加してきた。なんとも、Vシネのようなタイトルである。
縦横無人に駆け巡り人間の限界を超えたあのYAMAKASHIチームが出演しているNo-CG, No-wire系アクション。
撮影地はタイで15週間、ロンドンで3週間・・・。そう、間違いなく『マッハ!!!』にインスパイアされた作品である。

最初に結論から言うと、相当無理のあるシナリオというレールの上、肉体アクション長特急が駆け抜ける感じである。力技。
本編のアクションに加えて、ヤクザ、中国マフィア、友情、ラブストーリー、少林寺(?)と超特盛。まさにアジア映画のごった煮状態(注:本作はフランス制作、ヨーロッパにおけるアジアのイメージはそんなものかもしれない。自分もユーロの中が細かくどう分かれているってことは良くわからないし。
そして、ベクトルの要素を恐ろしいぐらい投げっぱなしのストーリーで繋げて行く。
もしかしたら、これが本作の狙いかもしれない。つまり『ストーリーとか細かいことは気にするな』というメッセージだろうか。
脚本は本当に開き直っており、劇中、常に彼らの行動の選択肢には「???」がつきまとう。
個人的に、これまでアクションは、影像を楽しむものでストーリーは気にしない主義だったんだけど、その考え方は見直さなきゃいけないなって思わされた。

さて、見所は、冒頭の街の屋上で繰り広げられる壮大なボールを使った鬼ごっこ、竹の足場で作った建築現場で繰り広げられる立体アクション、そして、ラストの日本ヤクザ、中国マフィア、YAMAKASHI、総勢300人入り乱れる中の脱走劇である。ただ、あまりに人数が多いため、一人一人の動きを追いかけることが難しく、なんだかよくわからないまま終わってしまった印象がある。
そして、もう一つの見所は、人間のシルエットである。その点、センスあるなぁって素直にみられます。

アクション良好、盛り込みすぎの内容を整理して、感情移入できる話になったら、化けてたかもしれない。結果的に、お笑い系アクション映画になっていて勿体無い作品です。

因みに、今年の7月に日本公開したフランス発のNO-WIRE, NO-CG系アクション映画『アルティメット』はオススメ。
まさしく正統派濃厚アクション、そして、最後までハラハラさせてくれるストーリー。お口しなおしにどうぞ。

『MAXX!!! 超人死闘編』公式サイト http://maxx-movie.jp/
『アルティメット』公式サイト http://www.xanadeux.co.jp/ultimate/

コメント

MAXX!!はかなりまとまりのない映画で残念!
でも昔の千葉ちゃんの映画とか香港アクション映画も同類なので、一概には批判できなかったりする自分。
実はそういうの大好きです。
MAXX!!はやはりラストの300人入り乱れての格闘が見所。
ジャパニーズヤクザが「戦争だー!(日本語)」と言って何故か銃を置いて地元マフィアと戦いを開始。主役のYAMAKASHIそっちのけ。
YAMAKASHI、「よし、俺たちも戦うぞ!」って、戦う必要全くなし!
タランティーノの映画が出来が悪くなった感じなので、その手が好きな人は一見の価値アリですね。

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