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2006年08月11日

●黒沢清最新作「LOFT」試写会感想

-- 千年前、永遠の美を求めた女は、ミイラとなった。
この秋公開される黒沢清監督、中谷美紀、豊川悦司主演の最新作「LOFT」を見てきました。
ホラーの様なホラーとは違う様な不思議な映画を撮る黒沢監督ですが、今回は千年前のミイラが発掘される話だそうです。
テーマは愛だそうですが本当かな。
イノセンスもパイレーツオブカリビアン2もテーマは愛でしたが。

中谷美紀演じる小説家は執筆に詰っており、また最近になって断続的に激しい嘔吐に襲われていた。
小説家は西島秀俊演じる担当編集に静かな田舎への転居を相談する。編集者の探してきた森の中の家に引っ越し執筆を再開する小説家だが、ある時隣の廃墟に背広の男(豊川悦司)が入っていくのを見る。
男は車から死体袋の様な物を抱いて建物に入っていった。

背広の男は近くの池から千年前のミイラを発掘した考古学の研究者で廃墟は大学の研修施設だと判るのですが、男やその同僚は悪夢にさいなまれているようです。そこから小説家と研究者は夢と現実が曖昧な森の中でミイラにひきずられ、色々おかしな事になっていきます。

緊張感が高く、見ていて眩暈のする感覚はこれまでで一番。
ですが、終盤話がまとまらず変な感じもしました。今までの黒沢作品もかなり変な話でしたけど一本道で見れてたのですが。主演二人が比較的等価に撮られてて見づらかったのかもしれません。

西島秀俊の怪演(ニンゲン合格からは想像しづらい)は見所です。

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