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2006年07月04日

●「ディセント」試写会感想

「洞窟に閉じ込められた6人の女 謎の壁画、無数の白骨、記された矢印 出口なしの地下3000メートルで体験する絶対恐怖!」
とのチラシの宣伝文句です。
イギリスで公開され、センセーションを巻き起こした恐怖の映画とのふれこみで、洞窟ホラーらしいです。
監督ニール・シャーマン。
洞窟アドベンチャーホラー・・・。いまいちイメージできないのですが。。。

最愛の夫と娘と3人でドライブをしている途中、トラックとの衝突により無残にも彼女だけが生き残り、娘と夫は帰らぬ人となり、深い悲しみで喪失の日々を送っていた。
しばらくして、友人たちの励ましで、旅行に行くことになります。
その旅行というのが何故か地下深くの洞窟でのケービング。
精神的にダメージを受けている女性を励ます企画として適当なのでしょうか・・・?

6名の女性だけで地下へと潜ってゆきます。
入ってすぐに退路を絶たれて、前へ行くしかなくなり、少ない道具や狭い閉じた空間、消耗する体力で極限状況に追い込まれてゆきます。
生き残るには進んで出口を探すしかない!
実はこの洞窟は発案者が嘘をついて連れてきた、ガイドブックにも載っていない未知の洞窟なのでした・・・。

ホラーということで何気ない脅かすシーンが出てくるのですが、フッと振り向くと友達がいて「どうしたの?」という感じで、なんともわかりやすい演出です。
それでもビックリしてしまうのですが。

そして、後半は仲間割れや、いないはずの誰かの存在を感じ取るなどでホラー度がアップします!
前へ行っても脱出できるという保障は何もないまま、前へ前へと進み、悲惨な出来事が次々と起こってゆきます。
はたしてここから6人は生還できるのでしょうか!

ここからややネタバレです・・・

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モンスターが登場するのですが、これが最初は「シャー!」と声を出すだけで恐怖の存在だったのですが、だんだん女性たちも慣れてきたのと生き残るために、逆にモンスターを斧で殴りつけ、武器を奪われたら首を捻り、頭を抱えての膝蹴り、目潰しと総合格闘技も真っ青のえげつない攻撃を仕掛けて倒してゆきます。
倒した後に蹴りつけてツバをペッと吐きかけるあたりは欧米人っぽいなあ。
ここまでくると怖いというよりも痛快になってしまい、白人のホラーってどうしてもはっきりとした「勝ち負け」を要求するのだなあ思いました。
「ヤッター!モンスターに勝ったぞぉぉぉ!」とは叫ばないけど、そんな感じ。

ホラーってそういう見方をするものかなあ?
欧米人が日本のじんわりホラーを見たら「で、幽霊とどっちが勝ったの?」と言いそうだ。
というか、言ったら面白いなあ。

地底で脅かしたりする、ドリフのコントのような映画でした。
確かに怖いので、この夏映画館で涼しくなりたいかたは是非見てみてはいかがでしょうか?

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