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2006年07月23日

●背徳映画祭に行ってきました

実行委員くろかわです。

第3回TAMA NEW WAVEグランプリ作家の佐藤圭作さんの「梵天」の上映があるということで<イメージリングス第2回背徳映画祭>に行ってきました。
背徳映画祭・・・想像をかきたてられるタイトルですが主催者のしまださんによると、

イメージリングスが贈る「背徳映画祭」は、ピンク映画やロマンポルノといった”まっとうな映画”のお祭りではない。まっとうでないからこそ、ネジがゆるんだ荒唐無稽な作品もまた、愛すべき存在として迎え入れられる。
しかし「まっとうでない」ことや「くだらない」ことは、「つまらない」ことと同義ではない。背徳の宴とは何ぞや?
それは、「さあ、これから背徳に加担するぞ!」という意志の集合体である。
”スクリーンに映るもの”に背徳があるのではなく、そのような、薄暗い、怪しげな空間に足を運んで「あの作品はエロい!」「この作品はシャレにならない!」と感嘆すると同時に、ふと「ああ、この場にいる自分がいちばん背徳なのではないか?」と思わず反省してしまう、そんな瞬間を供出するのが、私たちの本意なのである。
(以上背徳映画祭プロデューサー・しまだゆきやす氏の文章より抜粋)

どんなモノを見せられるのだろうとドキドキしながら会場である下北沢のLA CAMERAに向かいました。
この日見たのはAプログラムで以下の4本。

■佐藤圭作『梵天』(2004/DV/24min)
もう何度も見てますが、今回のイベントの主旨(背徳)には最もぴったりと来る作品。
主演の水野さんの清純さがそれに拍車をかけます。

■真利子哲也『マスチフ』(2006/DV/20min)
喫茶店やレストランで隣のわけありカップルの会話を盗み聞きする時の気分でした。
聞きたいような聞きたくないような。最後はドキッとさせられます。

■吉行由実『メイド探偵』(2006/DV/20min)
これはスゴイ!
最も衝撃的でした。体張ってます。
あの映像と歌が頭から離れません(ちょっと迷惑)。この1本を見るためだけにも行く価値あり!
日本のラス・メイヤーと呼びたいです。

■しまだゆきやす『中村雅信という奇病』(2006/DV/20min)
中村さんという人物(もと実験映画作家)がご近所的にはどのように見られているのだろう?などなど興味のつきないドキュメンタリーでした。

全体的に予想に反して(?)非常に面白かったです。
それぞれにカラーもトーンも制作姿勢も全然違うのですが、短編ということで一気に見せてしまう力技はイメージリングスならでは。
この日見れなかったBプログラムも面白そうです。

Bプロ
■山内洋子『エロティック・煩悩ガール』
■園子温『園子温のデカメロン』
■袴田浩之『ゴーグル、それをしろ!』
■村上賢司『背景、扇千景様』

さらに背徳映画の巨匠(?)のCプログラムもあり
Cプロ
■杉山正弘『Cadenza』 ■中村雅信『句読点』 ■杉山正弘『其名不知』

びっくりしたのが作品の納品締め切りは当日ということで、つい最近まで撮っていたものも多い!
ちなみに上記園監督の『園子温のデカメロン』は間に合わなかったそうで『父の日』という作品を上映するそうです。
そんなことにも動じず、「日程後半になったら作品が変わるかもしれない」としまださんはおっしゃるので、ぜひ足を運んでみてください。

7月30日まで週末中心に上映が続きます。
くわしくはこちらまで。

会場はちょっと駅から遠くて道中不安になるので、誰かと一緒に行くことをオススメします。

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