NEW EIGA WORKSHOP 2002

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NEW EIGA WORKSHOP 2002
参加者募集
 
 TAMA CINEMA FORUMでは、1991年のスタート以来映画を「観せる」ことを主体に活動してきましたが、1999年より「創る」ことに焦点をあてた活動としてワークショップを始めました。第1~3回は講師および参加者皆様のご協力のもと、大変好評のうちに終了することができました。
 今年も講師と生徒がお互いに刺激しあうような充実したワークショップにし、引き続き多摩の地から“映画”を発信していきたいと思います。
 
コンセプト
1.映画づくりに関わりたい人大募集
 例えば美容師さんが、役者のメイクを担当したり、髪をセットしたりといった関わり方もありだと思います。
2.過程やその現場の雰囲気を味わおう
 デジタルムービー工作室の山本氏の協力により、「アドビ・プレミア」によるノンリニア編集を学ぶことができます。
3.技術だけに留まらず、作る楽しみを体験しよう
 
応募要項
●参加資格 小学生以上、映画が好きな人
●参加費 10,000円
●申し込み方法 参加申込書に必要事項を記入の上、下記の問い合わせまで必ず郵送でお申し込みください。参加申込書(PDF)及び応募要項(PDF)のダウンロードもできます。ブラウザのファイル保存機能をご利用ください。
●応募〆切り 8月31日(必着)
●参加手続き 参加決定者には折り返し参加手続きのご案内をいたします。
※こちらではガンマイクと広角レンズを用意できますが、それ以外の機材(カメラ等)は各自の持込となります。また、テープ代などの制作費も各自の御負担となりますので予め御了承ください。
●問い合わせ先 〒206-0025
多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内
 TAMA映画フォーラム実行委員会 井口
 TEL (042)337-6661 FAX (042)337-6003
 URL: http://www.tamaeiga.org/
 E-Mail: workshop@tamaeiga.org
 
スケジュール
8月31日(土) 応募〆切
9月7日(土) 初回ガイダンス
10月 撮影
11月 編集(デジタルムービー工作室協力のもと)
11月30日(土) 成果発表会・講評


講師
矢崎仁司(映画監督)
Hitoshi Yazaki
 
矢崎監督
photo by 田中佳夕
プロフィール
 1954年山梨県生まれ。80年、16ミリで初の長編『風たちの午後』を完成、翌81年公開。91年には長編第2作『三月のライオン』、2000年、ロンドンを舞台に全篇デジタル・ビデオで撮影した長編第3作『花を摘む少女と虫を殺す少女』を発表。本数こそ少ないものの、その既成の映画の枠にとらわれない自由な作風は、国内外で高い評価を得ているばかりでなく、1作ごとに熱烈なファンを産み出している。
 現在、次回作として『旅人の木』(原作・辻 仁成)と、『100年前』を準備中。
(文責・花摘会)
 
コメント
★一片の詩から映画が生まれました。
柄にもない講師を、今年も引き受けてしまったのは、昨年のワークショップで素晴らしい出会いがあったからです。
そう。映画も人もすべて出会いから始まります。
★出会いには“きっかけ”が必要です。
このワークショップが、何か表現したい人の路の小石になれたらと思いました。この石につまずく人、この石を拾いポケットにしまう人、この石を蹴飛ばす人、そしてこの石を投げる人・・・石の使い方は様々です。石で思い出しましたけど、ルイス・ブニュエル監督が初めて映画を創って、初めての上映会の日。ポケットにいっぱい石を詰め込んで、舞台のそでのカーテン越しから客席を見張っていたとききました。
★レシピのないお料理教室。
ここのワークショップでは、フランス料理やハリウッド料理の作り方を覚えることは出来ません。でもきっと、A to Hは跳ばして、“i”の調味料だけは使います。
★動物園の檻の鍵は誰が持っているの?
心の闇の檻に閉じ込められ、息を潜めている生き物を解き放つ鍵は、ここにはありません。でも、その鍵を探す手助けは出来ると思います。そして、もう失くさないようにキーホルダーをプレセントします。
★では、宿題です。
「愛してる」って言葉を使わないで、気持ちを伝えたいとき、あなたなら何をしますか?見つめる。抱きしめる。キスする。プレゼントを贈る。肩を叩く。料理を作る。詩を歌う。殴る。絵を描く。写真を撮る。ギターを弾く。一緒に眠る。食べる。
 
編集協力
デジタルムービー工作室
山本希平
Kihei Yamamoto
 
プロフィール
 1983年、横浜放送映画専門学院(現日本映画学校)卒業後、フリーの制作スタッフとしてテレビドラマ、映画等の製作現場に関わる。その間、松井良彦監督作品「追悼のざわめき」にプロデューサー補として参加。以来、インディーズ系の映画作家の作品にも多く関わるようになる。以後、制作担当として「あーす」「鮫肌男と桃尻女」「カンゾー先生」等、インディーズから大手まで数々の作品の製作に参加する。
 並行してドキュメンタリーの演出、編集を手掛ける中、1990年頃よりデジタルビデオとノンリニア編集の可能性に着目。映画製作への応用を模索し始める。どキュメンタリー映画「外套に取り憑かれた男~ユーリ・ノルシュタインの世界」を全てデジタル・ノンリニアシステムで製作したのを機に阿佐ヶ谷にノンリニア編集室「デジタルムービー工作室」を設立。インディーズ系の映像作家を中心に、編集・仕上げの場を提供すると同時に、アマチュア向けのノンリニア・レンタル編集室や編集入門教室を設け、デジタルムービー製作の普及に努めている。
 今秋から、BOX東中野が主催するデジタル・ドキュメンタリー制作講座の講師も担当する。
 
コメント
 DVビデオカメラやパソコン・ノンリニア編集が普及してきて、自分で映画を作る人たちも増えている今日この頃ですが、映画の編集って一体どんなことをするのか、知っている人は意外に少ないんじゃないかと思います。撮影やシナリオを書くという行為に比べて実態が見え難い上に、地味な印象があるのかも知れません。でも、そんな人達に敢えて言いたい。映画作りで一番面白いのは、実は編集なのです。
 初めて映画を作る時、シナリオを書いたり撮影したりする度に、それぞれの過程で大変な苦労がある訳ですが、その段階ではまだ映画の材料を揃えているに過ぎません。極論すれば、編集とは、そうした材料を使って本当の意味で映画を作っていく作業に他なりません。故に、編集を経験してはじめて、映画を作るという事がどういう事なのか見えてくるはずです。何をどう撮影したら良いのか、映画にとって照明や録音や美術や衣装が何故必要なのか、そういった事が本当の意味で理解できることでしょう。
 今回は、編集という作業を通して映画作りの面白さと奥深さを皆さんと共有できれば幸いです。