NEW EIGA WORKSHOP 2001

やる気ある人対象のデジタル映画実践講座参加者募集!!
  講師 矢崎仁司 (映画監督)
 
▲『花を摘む少女と虫を殺す少女』
フィルモグラフィー
1975年 『裏窓』(8mm)
1977年 『冬の光』(8mm)
1980年 『風たちの午後』
(16mm・パートカラー/105分)
1991年 『三月のライオン』
(35mm(オリジナル16mm)・カラー/118分)
1992年 『Maybe Next Time』8mm・カラー/10分)
2000年 『花を摘む少女と虫を殺す少女』
(デジタルビデオ・カラー/236分)
  説明会
   本年度ワークショップより、募集期間中に説明会を行います。 ワークショップに興味はあるけれどどのようなことをするのか 等、詳しい話を聞いてみたいという方も多いことと思います。 そのような方、また参加を希望されている方は、是非この説明 会に参加してください。矢崎監督がこのワークショップで考え ていること、皆さんが目指されていることに対する質問にお答えします。本説明会が、参加決定の参考になれば幸いです。

日時 8月18日(土)午後2時開始

※説明会に参加される方は、必ず下記までご連絡ください。
  折り返しご案内致します。なお、締め切りは8月16日です。
 会場は永山駅近辺を予定しております。
  ワークショップスケジュール(予定)
 
8月18日(土) どの様なワークショップを行うかの説明会を行います。
9月 8日(土) 参加決定者対象にガイダンスを行います。
10月20日(土) 撮影等の進捗状況を確認する為の経過報告会を月1回設けます。
11月10日(土)
11月23日(金) 作業日として、
11月24日(土) 編集実習等を行います。
11月25日(日) 発表会、講評
(矢崎監督の参考作品上映予定)
  募集要項
 
●参加資格 小学生以上で年齢を問わず映画が好きな方
●募集人員 30名程度(応募者多数の場合は先着順となります。)
●参加費 10,000円(小、中学生は6,000円)
●申込方法 参加申込書に必要事項を記入の上、下記の住所宛に必ず郵送でお申し込み下さい。
「応募用紙ダウンロード」(PDFファイル10K、右クリックで保存)
●応募締切 8月31日(必着)
●参加手続き 参加決定者には折り返し参加手続きのご案内を致します。
  コンセプト
  ①製作過程やその現場を楽しもう。
     デジタルムービー工作室の協力により、「アドビ・プレミア」によるノンリニア編集を学ぶことができます。
②映画づくりに関わりたい人大募集。
     衣装、メイク、音楽等、自分の得意分野で映画作りに参加したい方も大歓迎です。
③自分のやってみたいこと、やりたいことを見つけよう!!
     何か漠然としたものでもいい。それを形にしていくためのお手伝いをさせて頂けたら幸いです。


これまでTAMA CINEMA FORUMでは、1991年のスタート以来映画を「観せる」ことを主体に活動してきましたが、 1999年より「創る」ことに焦点をあてた活動としてワークショップを始めました。
第1,2回は、共に講師および参加者皆様の御協力のもと、大変好評のうちに終了することができました。
さて、21世紀最初の年である今年は、3ヶ月という長い期間の中で講師と生徒がお互いを刺激しあうような充実したワークショップにし、 引き続き多摩の地から"映画"を発信していきたいと思います。 
  矢崎仁司(やざき・ひとし)講師プロフィール
  矢崎監督  1954年山梨県生まれ。日大芸術学部映画学科で同期の長崎俊一に触発され、8ミリ映画製作を始め、『裏窓』(75年)『冬の光』(77年)を発表する。 80年、長崎俊一との共同脚本による初の16ミリ長編『風たちの午後』を完成、翌81年6月にイメージフォーラムで公開され高い評価を受け、 ヨコハマ映画祭とおおさか映画祭では自主制作映画賞に選出された。その後、10年もの沈黙ののち91年『三月のライオン』を発表。 91年6月新宿・シアタートップスでの東京公開を皮切りに大阪、横浜、名古屋、松本、浜松、札幌など全国各地で上映され、 翌年には東京、大阪で2度にわたるアンコール上映も行われた。『風たちの午後』『三月のライオン』は国内ばかりでなく数々の国際映画祭に招待され、 海外でも広く認められ、特に『三月のライオン』は、矢崎自身が敬愛するデレク・ジャーマンも受賞したベルギー王室主催〈ルイス・ブニュエルの『黄金時代』賞〉を受賞した。 95年には文化庁芸術家海外研修員として渡英。その時出会った人々と全篇デジタル・ビデオで撮影した作品『花を摘む少女と虫を殺す少女』を製作。 2000年11月の中野武蔵野ホールでのロードショー公開を皮切りに、大阪、京都、神戸でも公開され、 現在も中野武蔵野ホールにて毎月第3土曜日にオールナイトイベントとして上映が続けられている。
次回作としては『旅人の木』(原作・辻 仁成)と、『100年前』を準備中。 (文中敬称略/文責・「花摘会」)

矢崎監督の映画を支援するサイト
http://www.bc.wakwak.com/~film-bandits/frame.html

  矢崎仁司監督メッセージ
 「今の映画を駄目だなんて言っている批評家は馬鹿です。」ラヂオから流れてきた。黒澤明監督の言葉だった。映画はまだ始まって100年しか経ってない。 音楽や絵画など他の芸術の歴史と較べてみれば、100年というのはまだ創世期です。私たちは今、映画史の創世期に立っているんですよ。 こんな風なことをやさしく語りかけていたと思います。撮影所という夢の映画製造所とは別な場所で映画を創ってきた僕が、 柄にもない映画のワークショップの講師を引き受けたのは、きっと黒澤監督に背中をポンと押されたからです。
 僕は、皆さんに所謂映画製作のレシピはお話出来ませんが、僕の映画が生まれてきたときのことはお話し出来ます。 映画を作る方法は無限にあり、全ての映画一本一本に、その映画にとって幸せな創り方があるのです。これがベストの映画製作方法というのはありません。 こんなものは映画じゃないなんてよく聴く言葉です。僕もよく言われます。でもいいんです。だって、僕たちは未だ映画の創世期にいるんです。 数年前、僕はロンドンで映画を創りました。その映画はたくさんの人たちがアイディアとお金と時間を持ち寄って出来上がりました。 今思えば、『花を摘む少女と虫を殺す少女』は、ロンドンでの一つのワークショップで出来た作品だったんです。
さて、舞台をロンドンから多摩に移し、今度は僕は監督としてではなく、皆さんと一緒に、また新しい現場を発見出来ればいいと思っています。 家に帰る途中、花を見つけて、美しいと思う。花を見て動いた自分の気持ちを伝えたい人がいる。どうしたら花を摘まずにこの気持ちを伝えられるんだろう? 花の絵を描く人、詩を詠む人、歌を唄う人、写真に写す人、何かの方法で伝えたい気持ちを、伝えたい人に表現する。 その手段の一つとしての映画という表現に興味のあるかたは、このワークショップに参加してみてはいかがでしょう。
先日、テレビでスピルバーグ監督のインタヴューを観ました。スピルバーグ監督は小学生の頃から映画を創っていたと聞きました。 私は早速、参加資格年齢を、中学生以上から小学生以上に変更してもらいました。老若男女を問わず、何かを始めるのに適齢期なんてありません。 ただ、きっかけがあればいい。このワークショップが皆さんの良いきっかけになればと思います。何かに心を動かされた人、誰かに気持ちを伝えたい人、 そして未来のスピルバーグ、この指とまれです。映画というボールで一緒に遊びましょう。

矢崎仁司

  ★お問い合わせ
〒206-0025 多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内
 TAMA映画フォーラム実行委員会 渡辺和則
  TEL (042)337-6661 FAX (042)337-6003