INDIES in TAMA Vol.21

ドキュメンタリー映画『こんばんは』上映会

 
 TAMA映画フォーラムでは、現代の日本の学校制度における夜間中学の姿を記録した長編ドキュメンタリー映画、『こんばんは』を上映します。
 
■日時・会場■
 
2005年4月10日(日)11:30より
会場:ベルブホール(多摩市永山公民館)
(ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
 
■入場料■
 
前売:700円 当日:800円
(※10名以上の団体の場合当日一人700円)
 
■スケジュール■
 
11:30-13:02 『こんばんは』1回目上映
14:30-16:02 『こんばんは』2回目上映
16:02-16:45 森康行監督トークショー
18:30-20:02 『こんばんは』3回目上映
 
■上映作品■
 
《あらすじ》
 映画の舞台は東京都墨田区立文花中学校の夜間学級。山田洋次監督の映画『学校』のモデルの一人でもある見城慶和先生らが教壇に立っている。
 そこには様々な理由で『普通に学ぶ機会』を得られなかった人々が年齢・国籍に関係なく学んでいる。異年齢間の交流、教師と生徒の温かい人間関係、そして受験競争のための勉学ではなく、生きるために学ぶ真摯な姿。
 不思議なやさしさと温かさに包まれた、今まで出会ったことのないような学校があった----。

公式ホームページ: http://konbanwa.web.infoseek.co.jp/index.html
 
  
 
《夜間中学とは》
 定時制高校は広く知られていますが、夜間中学を知っている人はあまり多くないと思います。 それもそのはず、現在では全国(東京・神奈川・千葉・京都・大阪・奈良・兵庫・広島)にたった 35校しかなく、生徒もおよそ2800人余りが学ぶという、大変小さな学校です。
 しかし、そこでは毎夜、現在の昼間の中学校では考えられないような楽しい授業が行われ、温かい雰囲気に包まれた学校生活が営まれています。 通っている生徒さんたちは、敗戦後の貧困のため義務教育を受けることが出来なかった人たち、中国からの帰国者、在日コリアンのお年寄りの方々、最近では国際結婚によって日本に来た人やその子供、そして登校拒否の生徒達です。生まれた国も違えば、年齢も16歳から90歳と様々な人達が机を並べています。
 教育の危機が叫ばれ、出口が見えない状況にあって、夜間中学は「学ぶ」とは本来どういうことなのか、「学校」とはどのような場所であるべきか、ということを教えてくれます
 多くの問題を抱える人々が通うこの夜間中学は、戦後社会の縮図であり、それを見つめたこの作品は教育の問題にとどまらず、現代社会を見つめなおすきっかけになることと思います。この機会に一人でも多くの方にご覧いただきたいと思います。
 
<森康之監督紹介> 1950年、静岡県生まれ。
法政大学在学中から映像の世界に関心を深め、記録映画・短編映画の現場に助監督としてつきながら演出の勉強を始める。1978年に短編の文化映画「下町の民家」(東京都の製作)で始めて監督となる。その後数多くの短編記録映画を生み出すとともに、テレビ・ドキュメンタリーの演出を手がけている。
一方、自らのテーマとして、“若い世代の生き方をテーマにした記録映画づくり”に執念を燃やし続けてきた。このために困難な自主制作の道を追及してきており、その努力は被爆の問題を現代の視点で考えようとする高校生の姿を描いた「ビキニの海は忘れない」(90年/キネマ旬報文化映画第10位・日本映画ペンクラブ優秀作品・日本映画復興会議奨励賞)、郷土史を紐解く中で朝鮮人強制連行の足跡に出会う高校生が大きな歴史の流れを問い直す「渡り川」(94年/毎日映画コンクール『記録文化映画賞(長編)』・キネマ旬報文化映画第1位)として結実し、高い評価と強い信頼を獲得してきている。
 
主催・問い合わせ:TAMA映画フォーラム実行委員会事務局
TEL:080-5450-7204(直通)、042-337-6661 (多摩市立永山公民館内)
E-mail:indies@tamaeiga.org