NO MUSIC NO MOVIE

11月23日 「NO MUSIC NO MOVIE」 (ベルブホール)

●Time Table●
14:00−15:14
15:30−17:08
17:20−18:10
タカダワタル的ゼロ
たゆ たう - GOOD TIME MUSIC of clammbon -
トーク ゲスト:高田漣氏 × ミト(クラムボン)氏

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タカダワタル的ゼロ
2008年/日本/アルタミラピクチャーズ配給/1時間14分
 
監督・撮影=白石晃士
製作=桝井省志
企画=柄本明、高田友惠
撮影=長田勇市
音楽監督=佐久間順平
出演=高田渡、泉谷しげる、柄本明
 
タカダワタル的ゼロ
© ALTAMIRA MUSIC & PICTURES
 
[ストーリー]
 映画は1972年、23歳の若かりし高田渡ではじまる。2001年の大晦日、ザ・スズナリでの年越しコンサートでは「生活の柄」「コーヒーブルース」などのお馴染の曲を歌い、とぼけたトークで観客を魅了する。そして03年。お気に入りの焼き鳥屋<吉祥寺・いせや>で、ほろ酔いの彼は、音楽について、お酒について語っている。帰ってきた高田渡!
 
[コメント]
 ゼロとは何を意味するのだろうか。2005年、高田渡さんご本人は帰らぬ人となってしまった。もう新しい曲を耳にすることはできないし、ライブに行くこともかなわない。それから3年。23歳の彼が、いせやで飲んでいる彼が、ライブで泉谷しげるさんと飄々とやりあう彼がそこにいた。
 「ライブのなかには僕がほとんど集約されてる。飲んでる時はオマケだ!」という劇中の高田さんの言葉通り、ライブシーンの合間にいせやでのシーンや中央線のショットがはさまれ、その緩急が独特のリズムを生み出している。
 全編を通して伝わってくるのは、その自由な人となり。高田渡の音楽を知っている人にとっても知らない人にとっても、この作品はまさに出会いの場、スタート地点(=ゼロ)なのかもしれない。エンディングの家族との会話が絶妙なので、最後までお聞き逃しなく! (麻)

たゆ たう - GOOD TIME MUSIC of clammbon -
2007年/日本/ビターズ・エンド配給/1時間38分
 
監督・撮影=高木聡
撮影=山田真也、中村卓郎、佐伯琢磨、原田郁子、ミト
7.21日比谷野音カメラマン=小林基己、中松俊樹、嶺孝美、江口健、山根真樹、堀川伸吾
出演=クラムボン(原田郁子、ミト、伊藤大助)
 
たゆ たう
 
[ストーリー]
 2007年で結成12年を迎えるクラムボンが、全国ツアーを敢行。そのステージでは、映画のタイトルにもなっている「tayu-tau」や「バイタルサイン」を披露している。また、ライブのバックヤードやリハーサル風景、オフショットの模様から、メンバーそれぞれの素顔や音楽に対する気持ちを伝える。
 
[コメント]
 2007年6月全国12ヶ所をまわる「tour Musical」が始まった。カメラはライブとライブの合間のクラムボンの3人を寄り添うように映していく。
 アグレッシブに、アバウトに、そして緻密に作られた音たちが、その時その場限りの空気と合わさった瞬間に奇跡のように鳴り響くのを目の当たりにして、大の大人たちの目から涙が流れる光景はとても美しい。「上手くいきすぎて予想がつかない。」なんてミュージシャン自身が言えてしまうライブの目撃者になれたことは、この上ない幸せだと思う。
 シャボン玉のように消えてしまうからこそ愛おしい時間と、続いてゆく音楽への情熱、そしてメンバー、スタッフ、オーディエンスの笑顔があふれるドキドキドキュメンタリー。 (麻)

●ゲストの紹介
高田 漣 氏(Takada Ren)

 1973年、日本を代表するフォークシンガー・高田渡の長男として生まれる。現在は、スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として活躍中。『グーグーだって猫である』のオリジナルサウンドトラックにも参加している。また高橋幸宏の呼びかけにより結成したバンド「pupa」の一員でもある。高田渡との絶妙な掛け合いが印象的であったライブは、アルバム「高田渡/高田漣/27/03/03」に収められている。
 
ミト 氏(Mito)

 東京都出身。バンド「クラムボン」のベース、ギターを担当。
 デビュー以来クラムボンのほとんどの楽曲を手がけ、自身のバンド以外にも数多くのミュージシャンに楽曲提供を行っている。また、YUKIや木村カエラなどのプロデューサーとしての手腕も発揮している。
 2006年から「mito solo project」としてソロ活動をスタート。また、06年製作『神童』の主題歌「リプルソング」をプロデュース。音楽界だけでなく、映画界にも活動を広げている。
 
司会:行 達也 氏(Yuki Tatsuya)

 1968年生まれ、大阪出身。今から約7年前に長年勤めたタワーレコードを退職。2004年3月にmona recordsを立ち上げる。現在、TOKYO FMなどでパーソナリティーを勤めるほか、インタビュアーとしても活躍中。

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