山田広野 新作活弁上映会

11月30日 「山田広野 新作活弁上映会」 (ベルブホール)

●Time Table●
17:30−18:30
18:30−19:20
19:40−20:20
20:20−21:00
レズビアンシティ新宿、僕とメアリー ほか
山田広野×坂本頼光 観客参加型活弁講座
実験人形ダミー・オズマー ほか
山田広野フリートーク

レズビアンシティ新宿
1998年/14分
 
監督・撮影・編集=山田広野
協力=アストロチープ
出演=イライザ、大倉忠幸、新宿レズビアンの皆さん
 
レズビアンシティ新宿
 
[解説]
 新宿におけるレズビアン人口は、過去最大数をむかえた! 増殖するレズビアンたちの実態を暴く、衝撃のドキュメンタリー。圧倒的な迫力で迫るレズビアンの総大将、イライザ娘の勇姿に、欲望の都新宿の業を垣間見る、初期代表作。

僕とメアリー
1999年/9分
 
監督・撮影・編集=山田広野
原案=前田弘二
協力=アストロチープ
出演=前田弘二、山田はな、山田トモヤス
 
僕とメアリー
 
[解説]
 ムツゴロウさんを尊敬する、動物好きの優しき少年ヒロ君。ヒロ君の青春の挫折を描く、涙のトゥルーストーリー。ヒロ君が道端で拾った子猫メアリーは、言葉が話せた!「ヒロ君、セックスしよう!」。メアリーに身体を求められたヒロ君の運命や、いかに?!

秋刀魚の味
1999年/4分
 
監督・撮影・編集=山田広野
協力=アストロチープ
出演=中村由紀、イライザ、河村武明
 
[解説]
 「私、赤ちゃんとサトちゃんと秋刀魚が大好き!」インタビュー形式でお送り致します。あんな少女の屈託なき笑顔に隠された、幼年期の記憶の呪縛。「それ以来、秋刀魚が大好きです。おじいちゃ〜ん。」

リスペクト
2001年/5分
 
監督・撮影・編集=山田広野
協力=アストロチープ
出演=荒川良々
 
[解説]
 「ラップ調の語りで、父親に対する尊敬の気持ちを語る男が、原宿の街を「俺の街」と言い張りながら暴れまわる、驚愕のハプニング映像。活弁抜きの異色作品。

異常性欲団地妻
2000年/5分
 
監督・撮影・編集=山田広野
協力=アストロチープ
出演=新宿、渋谷の団地妻の皆さん
 
[解説]
 男を求めて夜の街を闊歩する団地妻たち。異常なまでの性欲を持て余す彼女たちを追った問題作。バター犬を物色し、バイブレータ(携帯電話)を買いあさる。立ちんぼするのはあたりまえ。嘘か真か!

実験人形・ダミーオズマー
2001年/DV/1時間10分
 
監督・脚本・撮影=白川幸司
音楽=小松清人
出演=高山賢太郎、小川愛未、坪田義史、江尻幸子 and Many Friends
 
実験人形・ダミーオズマー
 
[解説]
 神出鬼没! 不夜城・新宿を舞台に、謎の天才人形師ダミー・オズマーの活躍(暗躍)を描く、愛と正義の痛快活劇。ダミー・オズマーの手にかかると、見た目はほぼ人間と変わらないものが、風船のようなダミーの姿となっていく。プラネット映画祭2001入選作品。
 
 他5本上映。

●プロフィール
山田広野活弁映画監督

 1973年福島県生まれ。98年より自作の映画に自ら活弁を付ける独自のスタイルで上映活動を開始。2001年中野武蔵野ホールにてレイトショーを行う。自主映画団体アストロチープのメンバーにして、世界でただ一人の自作自演活弁監督。活弁という特殊な上映の形態ゆえに、コンペ無縁の作家と言われていたが、様々な映画祭に招待され、もはや周囲が無視することのできない作家となりつつある。代表作は『実験人形・ダミーオズマー』。
 第4回水戸短編映像祭招待上映
 第5回水戸短編映像祭活弁士として招待⇒映画祭のオープニングを生活弁で飾る。
 プラネット映画祭2001入選
 プラネット映画祭2001夏招待上映
 
坂本頼光弁士

 1979年生まれ。中学時代より弁士(無声映画の説明者)を志す。17歳でマツダ映画社の話術研究会に入り、弁士修行を開始、小劇場の舞台に出演する。2000年12月、東京キネマ倶楽部で正式デビュー。主な説明作品に『鞍馬天狗』『チャップリンの冒険』『キートンの警官騒動』『のらくろ伍長』『瞼の母』など。現在はフリーで、俳優としても活動中。
 映画:『カタクリ家の幸福』(2001年、三池崇史監督、松竹)出演
 PV:「ウルフルズ 明日があるさ」(東芝EMI)出演
 舞台:東京キネマ倶楽部、門前仲町天井ホールに出演。
 入間市民大学講師。