11月18日(日)パルテノン多摩 小ホール第2部

北の大地から―俳優 大泉洋の魅力―

    チケット料金
  • 一般:前売1,200円 当日1,400円
  • 子ども(4歳~小学生):前売800円 当日900円
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  • Lコード:31665

しあわせのパン

2011年/「しあわせのパン」製作委員会製作/アスミック・エース エンタテインメント配給/1時間54分
  • 監督・脚本=三島有紀子
  • 撮影=瀬川龍
  • 照明=原由巳
  • 音楽=安川午朗
  • 美術=井上静香

  • 出演=原田知世、大泉洋、森カンナ、平岡祐太、光石研、余貴美子、あがた森魚
しあわせのパン

ストーリー

 北海道の月浦に、東京から移住したりえ(原田)と尚(大泉)の水縞夫妻が、湖の見渡せる宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェ“マーニ”を始める。尚がパンを焼き、りえがそれに合ったコーヒーと料理を出すマーニには、北海道から出ることができない青年や口のきけない少女とその父親、思い出の地を再訪した老夫婦など、さまざまな想いを抱いた人々がやってくる。

コメント

 春夏秋冬季節は巡るし、時間はいつだって決まった方向へ流れている。りえと尚の水縞夫妻が経営しているカフェ“マーニ”には、さまざまな想いを抱えた人々がやってきて、水縞夫妻やカフェ常連の人々と関わり、またそれぞれの場所へと歩んでゆく。淡々とした空気のなかにも、グッと響く言葉があり、涙が出た。

 現代を生きていると、目先のことでいっぱいになり、ついつい“なんとなく”で過ごしてしまう、日々の生活。でも大切なのはその1日1日を丁寧に過ごすことであり、食べることであり、誰かと何かを共有していくことなのだと、やんわり気づかせてくれる。

 幸せというものは案外シンプルで、実はすぐそばにあるのかもしれない。観終わったあと、作品のなかに出てくる焼きたてのパンと淹れたてのコーヒーを飲んだような、優しく穏やかな気持ちに。「カンパーニュが焼けました」(矢)

探偵はBARにいる

2011年/「探偵はBARにいる」製作委員会製作/東映配給/2時間5分
  • 監督=橋本一
  • 原作=東直己
  • 脚本=須藤泰司、古沢良太
  • 撮影=田中一成
  • 編集=只野信也
  • 音楽=池頼広

  • 出演=大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、田口トモロヲ、波岡一喜、竹下景子、石橋蓮司
探偵はBARにいる

ストーリー

 舞台は札幌の夜を彩るススキノ界隈。その街の探偵(大泉)の連絡先は行きつけのBARの黒電話だけ。いつものように相棒兼運転手の高田(松田)と酒を飲みながらオセロに興じていると、そこにかかってくる1本の電話。“コンドウキョウコ”と名乗る女からの依頼を奇妙だとは感じつつ、ついつい引き受けてしまい――。

コメント

 北海道出身のタレント・俳優の大泉洋が探偵役で魅せてくれるこの作品。普段テレビで見かけるユーモアたっぷりのいじられ役の表情や、この映画の半年後に公開された『しあわせのパン』での優しく人々を見守るパン職人役とはうってかわった一面を見ることができる。ナレーションの渋い格好良さ・男らしさ、そして銀幕で時折見せるコミカルな演技。高田役の松田龍平とのナイスコンビも相まって、最高のエンターテインメントに仕上がっている。

 北海道の雪をまとったどこかレトロな冬景色に痛快なアクションシーン、沙織役の小雪も凛として美しい。愛する人を想って何かを成し遂げようとするその姿は人を惹き付ける。映画のなかにちりばめられたヒントで謎解きを楽しむのもまた一興。

 探偵として依頼人を守るために奔走する姿はまさしく“オトコ”そのもの。こんな探偵に、何かあったら電話してみたいものだ。(谷)

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