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11月23日(水・祝)ヴィータホール 第1部

子どもたちの未来


小児がんについてのドキュメンタリー上映と、監督と出演者のアフタートークで、「いのち」について考えます。
    チケット料金
  • 一般:前売1,000円 当日1,300円
  • 子ども(4歳~小学生):前売800円 当日900円
  •  
  • Pコード:558-662icon Lコード:36210

大丈夫。―小児科医・細谷亮太のコトバ―

2011年/いせFILM、スマートムンストン関連映画制作委員会制作/いせフィルム配給/1時間25分
  • 監督・演出=伊勢真一
  • 制作=米山靖、助川満
  • 撮影=石倉隆二、世良隆浩
  • 出演=細谷亮太(聖路加国際病院)

ストーリー

小児がん医療の最前線に関わりながら、患者たちを自然に触れさせることを目的に、「SMSサマーキャンプ」などのキャンプ活動や、啓蒙活動に積極的に取り組んでいる細谷亮太医師。その一方で、俳人・細谷喨々としても活動。本作のタイトル『大丈夫。』は、子供達を診察する時の、細谷医師の口癖である。小児がんの子どもたちをサポートする前線で自分自身にも語りかけるように、「大丈夫。」とつぶやく命への優しい、それでいて強い眼差し。40年間近くに渡って小児がん治療の最前線に立ち続けてきた細谷医師の“いのち”への想い。カメラは子どもたちだけでなく、医療の現場で長年、子どもたちを見守り続けてきた細谷医師の10年間を記録した。

コメント

「小児がんについてのドキュメンタリー」と言われれば、多くの人はどんな映像を思い浮かべるでしょうか。それは、手術室だったり、病院のベッドだったり、帽子を被った子どもだったり、発病前の写真だったり、泣き崩れる家族の顔だったりするのかもしれません。それはテレビでよく映し出される光景でもあります。

それに対し、伊勢監督の映像には、人の心を枠の中に押し込めようとはせず、生きる者に寄り添い、その人の視点に立って世界を見つめようとする姿勢があります。偏見や価値観の押しつけをはねのけ、五感を通して、自分の心で、見えない心に寄り添います。みんなでキャンプファイヤーをかこみ、ゆらゆらとした炎をみつめ黙祷をするその光景は、その象徴的な一瞬だったかもしれません。

小児がんの子どもたちや、細谷医師の姿をとおし、病気であろうとなかろうと、懸命に生きる人への、いのちの讃歌がこの映画にはあります。(半)

ゲスト紹介

伊勢 真一 監督

Ise Shinichi

1949年東京生まれ。立教大学法学部卒。大学卒業後、いくつかの職業を経験した後、映像の世界に入る。父は記録映画編集者として活躍した故・伊勢長之助。95年、重度の障害をもつ少女の12年間を追った作品『奈緒ちゃん』で毎日映画コンクール記録映画賞を受賞。2009年に公開された『風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-』は文化庁映画賞・日本カトリック映画賞を受賞し、2011年、姉妹作『大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-』を発表。今なお途切れることなく作品を作り続け、その創作意欲は衰えを見せない。