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11月20日(日)ヴィータホール

第12回TAMA NEW WAVEコンペティション
ノミネート7作品一挙上映&グランプリ発表!!

    チケット料金
  • 一般:前売1,000円 当日1,300円
  • 子ども(4歳~小学生):前売800円 当日900円
  •  
  • Pコード:558-662icon Lコード:36209

アイネクライネ・ナハトムジーク

2011年/HDV/73分
  • 監督=平波亘
  • 脚本=平波亘
  • 撮影=平波亘
  • 音楽=アンサンブル・セバスチャン

  • 出演=尾崎愛、久保田智也、礒部泰宏、高木珠里、和久田恒次、米本奈津希、橋野純平

作品紹介

ある夜の町で、娼婦アムは異邦人リックと出会う。すぐにリックを客として虜にすることに成功したアムだったが、ホテルに現れた実の兄である男娼イムにリックを寝盗られてしまう。その夜からこの歪んだ兄妹の確執は、周囲の人間たちを巻き込んで取り返しのつかない事態へと発展していく……。小さな田舎町を舞台に繰り広げられる歪で愚かな無国籍風愛憎劇。

平波 亘監督

1978年、長野県出身。ENBUゼミナール卒業後、初の長編『Scherzo/スケルツォ』(2008)が第30回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード入選。『青すぎたギルティー』(2010)がニッポンコネクション2011、TAMA NEW WAVEある視点部門、音楽×映画イベント・MOOSIC LABなど全国各地で上映。本作は長編3作目となる。また、インディペンデント映画を多数紹介する映画祭〈映画太郎〉を主催している。

監督からのメッセージ

溶けそうなアイスクリームを取り合う兄妹を描いた可愛い短編を創るつもりが、いつしかそれは客を奪い合う娼婦と男娼を描いた長編映画になってしまいました。兄妹の諍いがフレームの中を自由に動き回ってはみ出して、トムとジェリーの様にいつまでもその関係が続いていけばいいのに……と彼等を愛でつつ描きました。楽しんで頂けたら幸いです。

めぐり来て待たず

2010年/HD/55分
  • 監督・脚本・撮影=河野ジベ太
  • 録音=玉垣エーイチ、檀夏希、環
  • 照明=石川公一郎
  • 音楽=藤原翼ほか

  • 出演=二洋介、熊谷義昭、鈴木明日香ほか
  • 製作=North UP riverside apartment

作品紹介

舞台は小さな農村。ヨウイチは農家の長男。父、姉とその赤ちゃんと暮らしている。父はヨウイチに農業を継がせたいと思っている。しかし高齢化した農村で悶々とするヨウイチ。そんな中で姉が、出会いの無いヨウイチのために合コンをセッティングする。小規模農家の農業後継者をめぐる葛藤を描いた映画です。

河野 ジベ太監督

1971年生まれ、岩手県出身。大学卒業後、アルバイト生活に入る。道端などで人材を募集し映画制作活動を行う。『黙って前見て運転せよ』(2002)『夜明けまで』(2006)はTAMA NEW WAVEある視点部門で上映。その後映像制作会社に勤務し暫く関東で生き、また岩手県へ。現在農業資材の会社員。映画製作団体ノースアップ所属。

監督からのメッセージ

現在、地方の農業において後継者不足が問題になっているのはご存知と思いますが、その原因って何でしょうか?この映画は、そういった小規模農家が集まる村などで、ちょっと風刺の効いた楽しみとして上映されればいいなと思って製作したものです。今年は震災があり、東北地方は農作物の作付け準備の時期だったため大きく混乱しました。農業は自然と共にあります。映画は2010年に撮影したもので震災とは関係ありませんが、都市部の方にも「土地、自然」と「農業を営む人」の関わりが少しでも伝わればと願っています。

想いは壁を通り抜けて、好きな人に逢いに行く

2011/HD/55分
  • 監督=頃安祐良
  • 脚本=頃安祐良、マキタカズオミ
  • 撮影=谷康生
  • 音楽=佐古敬介

  • 出演=野田裕貴、根岸絵美、ハマカワフミエ、石橋征太郎、江ばら大介、前野朋哉

作品紹介

高校2年生の聡は塾のアルバイト講師の大学生、美由紀に恋をしている。 美由紀は毎日体のどこかにアザを作って教室にやってくる。彼氏に暴力を振るわれているのではないかと疑う聡は、美由紀に告げる「次の模試で100点取ったら先生を助けていいですか?」と。美由紀を想い猛勉強を開始する聡。彼氏を想う美由紀。そして聡を想う韓国人留学生のイ・ソンリ。 3つの「愛」が暴走する。

頃安 祐良監督

1984年岡山県生まれ。映像制作団体“三代川達”に所属。『シュナイダー』(2008)がPFF、水戸短編入選、東京学生映画祭グランプリ。 『マイ・サンシャイン』 (2010)水戸短編映像祭準グランプリ、第11回TAMA NEW WAVEある視点部門にて上映。トクマルシューゴ/parachute、埋火/溺れる魚のMVも制作。チームBが大好き。現在は、来年3月に開催予定の三代川達第8回上映会「三代川SUPER8mile」に向けて新作の脚本を執筆中。

監督からのメッセージ

ご来場、ありがとうございます。本作品は娯楽作品です。僕の妄想から生まれました。本作品の主人公と一緒になって楽しんでご覧になって頂けると幸いです。

春夏秋冬くるぐる

2010年/16mm/45分
  • 監督・脚本・編集=日原進太郎
  • 撮影・照明=今井哲郎
  • デザイン=川添英昭
  • 音楽=島田信久

  • 出演=松雪オラキオ、木田尊大、芦原健介、豊永晃太郎

作品紹介

木造ボロアパートに住む、大学四年生のおさむ。彼の部屋には、映画研究会の仲間が毎日の様に集う。変わり映えがなく、ただ何となく過ぎて行く日々。しかし、卒業が近づくにつれ、少しずつ何かが変わり始めた。季節が巡るとともに、岐路に立たされた彼らの想いや戸惑いが和室六畳の部屋の中でぐるぐると渦を巻く。

日原 進太郎監督

1980年大阪府箕面市出身。早稲田大学卒業後に、東京ビジュアルアーツに入学。映画を学び始める。在学中に制作した『パリレリーナの穴』(2005)が、ショートピース!仙台短篇映画祭「新しい才能に出会う」にて上映。その他、幾つかの国内映画祭にて入選・受賞。卒業制作の『幸せなら手をつなごう』(2006)が、うえだ城下町映画祭にて大賞受賞。卒業後も、同校職員を務める傍ら、自主制作を続けている。近年制作した『春夏秋冬くるぐる』は、ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2011にて準グランプリを受賞した。

監督からのメッセージ

青春映画を作りたかった。「青春」と言っても、真っ盛りなものではなく、その終焉について描きたかった。若者の「青春」は、長いモラトリアムを経て、いつか終わりを告げる。でも、終わらせたくなかった。終わるはずがないと思った。そんな想いを作品の中に込めました。

キユミの詩集 サユルの刺繍

2010年/XDCAM/30分
  • 監督・脚本=杉田愉
  • 撮影=サーシャ・ソクーロフ
  • 美術=甲斐真弓
  • 音楽=モーリス・ラヴェル、他

  • 出演=丸山桃子、品田涼花

作品紹介

キユミにとって詩を書く事は「枯れた枝に落ち葉を付けるようなもの」らしい。「決して水はやらずに、花が咲くのも期待せず、本来あった場所にそっと戻してあげる」ように言葉を置くのだそうだ。キユミがひとつ詩を書くたびに友人のサユルは虹色の詩集ノートを包むカバーに葉の刺繍を施している。

杉田 愉監督

1974年、新潟県出身。『貝ノ耳』(2004)が審査委員長アンジェイ・ズラウスキー監督から最優秀剣士賞を授与されたポーランドでの海外初上映を皮切りに10冠を達成。『キユミの肘 サユルの膝』(2006)はハワイ国際映画祭世界初上映、リスボン国際映画祭オンダ・クルタ賞、上海国際映画祭正式招待。続く『花に無理をさせる』(2009)出演者の丸山桃子がモナコ国際映画祭最優秀助演女優賞。最新作『キユミの詩集 サユルの刺繍』(2010)はウエスカ国際映画祭などで招待上映、ヒューストン国際映画祭金賞、バイーア国際映画祭賞。

監督からのメッセージ

思春期特有の繊細且つ複雑な心のありようと圧倒的な才能の残酷さの物語。

私の悲しみ

2011年/DV/93分
  • 監督・脚本=堀内博志
  • 撮影=島根義明
  • 音楽=オクノ修、THE WEDDINGS、北村早樹子、麓 健一

  • 出演=永峰絵里加、山田ゆり、いとうよしぴよ、松本高士、松永拓野、田口実佳、伊藤マサヨ、LUY

  •    津田牧子、小川仁美、川連廣明、大西貴之、米本奈津希、よこえとも子

作品紹介

――東京に暮らす主婦は深い悲しみを抱えていた。妻から逃げるようにある場所へと向かう夫。――あるミュージシャンの前に、弟が彼女を連れて現れた。――あるOLは付き合っている男に不安を募らせていた。そこへ一人の女がやって来る…。14人の登場人物が複雑に交差し浮き彫りになっていく、それぞれの「悲しみ」。それらが不器用に絡み合いながらも、やがて姿を変えていく……。

堀内 博志監督

1974年、島根県出身。映像制作会社入社後、フリーに。2009年、『反抗』が、PFF2010入選、第11回TAMA NEW WAVEある視点部門上映。後にパリにて上映。急逝した伝説のフォークシンガー加地等の晩年を追った『加地等がいた―僕の歌を聴いとくれ―』が来春公開予定。

監督からのメッセージ

撮影後に震災が起こり、果してこの作品を完成させる意味があるのかと悩んだ時間がありました。この作品に再度向き合うことで、私なりにその意味を見出したつもりです。

チョッキン堪忍袋

2011年/HDV/33分
  • 監督・脚本=天野千尋
  • 撮影=満若勇咲
  • 音楽=金子陽介

  • 出演=廣田朋菜、礒部泰宏、高木珠里、安藤匡史、渡邊津弓

作品紹介

自分を犠牲にし、引きこもりの兄の面倒を見るしっかり者の妹。毎日の食事の支度から、着替えや髪の毛の手入れまで、母親のように世話を焼く。ところがある時、美容師の女性との出会いをきっかけに、それまで自分の庇護の下にいた兄が、少しずつ外に目を向けるようになると、にわかに心にさざ波が立ち始める。そして妹の理性は、やがて嫉妬心に支配されていき――。

天野 千尋監督

1982年、愛知県出身。ENBUゼミナールの卒業制作『さよならマフラー』(2009)が、CO2にて上映され、その後名古屋シネマテークにて上映される。2作目の『賽ヲナゲロ』(2009)が、PFFに入選、3作目の『チョッキン堪忍袋』(2011)は、PFF、札幌国際短編映画祭ジャパンオフシアター部門に入選した他、ハンブルグ日本映画祭2011にて上映される。新作短編は来年3月、桃まつり2012にて上映予定。

監督からのメッセージ

タイトルの「チョッキン」に、3つの意味を込めて作りました。映画を見ながら、ぜひその意味を探って見ていただけたら嬉しいです。

ゲスト紹介

山崎 裕氏

Yamazaki Yutaka

1940年、東京生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、フィルムカメラマンとして記録映画、TVドキュメンタリー、CMなどで活躍。主なTV作品は「20世紀黙示録 ものくう人々」(深作欣二演出/97)「なぜ隣人を殺したか?ルワンダ虐殺と扇動ラジオ放送?」(五十嵐久美子演出/98)など。「ワンダフルライフ」(‘99)(是枝裕和監督)で初めて劇場用映画を手掛け、以降多数の是枝作品を担当。その他の映画作品は「沙羅双樹」(河瀬直美監督/03)「俺たちに明日はないッス」(タナダユキ監督/08)など。2008年初監督作品「Torso」(2009年公開)を手掛けた。